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宇野常寛コレクション

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#AKB48

いま爆弾を、花火に変える方法は――『So long !』 | 宇野常寛

今朝のメルマガは、『宇野常寛コレクション』をお届けします。今回は2013年に発売されたAKB48の30枚目のシングル『So long !』を取り上げます。新潟県長岡市を舞台に映画監督・大林宣彦が手掛けるMVが制作された本作。被災地と観光地、戦争と戦後のイメージがバラバラのまま刻み込まれた映像は、21世紀における「映画」というメディアの原理的な不可能性を示すものでした。 ※本記事は「原子爆弾とジョーカーなき世界」(メディアファクトリー)に収録された内容の再録です。 宇野常寛

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ファンタジーの作動する場所――『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』 | 宇野常寛

今朝のメルマガは『宇野常寛コレクション』をお届けします。vol.1で取り上げるのは、AKB48の活動を追った2012年のドキュメント映画『DOCU MENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』です。東日本大震災の爪痕の残る被災地で、自衛隊に見守られながら、ヒット曲を熱唱する少女たち――。震災とアイドルという2つの巨大なシステムが、虚構を介在せずに共存する光景から、2010年代の想像力のあり方を思考します。 ※本記事は「原

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