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宇野常寛コレクション

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2020年2月の記事一覧

鎌倉にて――『最後から二番目の恋』 | 宇野常寛

今朝のメルマガは、『宇野常寛コレクション』をお届けします。今回取り上げるのは2012年のテレビドラマ『最後から二番目の恋』です。都市生活を相対化するユートピアを描き続けてきた脚本家・岡田惠和が、〈ディストピアとしての現実〉(『小公女セイラ』『銭ゲバ』)へのコミットを経た後にたどり着いた、日常に隣接する涅槃的なユートピアとは……? ※本記事は「原子爆弾とジョーカーなき世界」(メディアファクトリー)に収録された内容の再録です。 宇野常寛コレクション vol.10 鎌倉にて――『

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〈補完〉後の未来――『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:Q』  | 宇野常寛

今朝のメルマガは、『宇野常寛コレクション』をお届けします。今回取り上げるのは『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:Q』です。旧作を刷新するべく新たな勢力や謎を盛り込み、現代の時代状況へと切り込んだ本作。しかし、新勢力・ヴィレによるネルフ的マチズモの乗り越えという構図は、その旧さと歪さにより批評性の空転をもたらします。 ※本記事は「原子爆弾とジョーカーなき世界」(メディアファクトリー)に収録された内容の再録です。 宇野常寛コレクション vol.9 〈補完〉後の未来――『ヱヴァンゲリ

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遊びをせんとや生れけむ――大河ドラマ『平清盛』  | 宇野常寛

今朝のメルマガは、『宇野常寛コレクション』をお届けします。今回取り上げるのは、2012年の大河ドラマ『平清盛』です。閉塞した政治制度を更新すべく、体制(朝廷)の内部からアップデートを試みる平氏と、辺境に新システム(幕府)の構築を目指す源氏の対比をヒントに、今日の社会状況へいかにアプローチするか、その変革のための方法論を考察します。 ※本記事は「原子爆弾とジョーカーなき世界」(メディアファクトリー)に収録された内容の再録です。 宇野常寛コレクション vol.8 遊びをせんとや

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