マガジンのカバー画像

成馬零一『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』

29
1995年から2010年のテレビドラマでは何が起きていたのか、ドラマ評論家の成馬零一さんがこの時代の年代記をまとめます。
運営しているクリエイター

#netflix

4/8(木)まで書き下ろし原稿&オンライン講義視聴チケットつき! 成馬零一『テレビドラマクロニクル 1990→2020』PLANETSオンラインストアにて予約開始

PLANETSより、ドラマ評論家・成馬零一さんの最新刊『テレビドラマクロニクル 1990→2020』が発売となります。 昭和の終わりとともに世紀末を駆け抜けた1990年代の旗手・野島伸司。 マンガ・アニメとの共鳴で2000年代の映像表現を革命した堤幸彦。 若者カルチャーの異端児から2010年代の国民作家へと進化を遂げた宮藤官九郎。 平成を代表する3人の作品史をはじめ、坂元裕二、野木亜紀子などの作家たちが、令和の現在に創作を通じて切り拓いているものとは──? バブルの夢に

【特別寄稿】2019年の「現実 対 虚構。」――『全裸監督』をめぐって(前編) | 成馬零一

今朝のメルマガは、成馬零一さんによるNetflixドラマ論をお届けします。今日の劇映画において、以前にも増して肉薄しつつある「虚構」と「現実」の関係。それは、80年代の性風俗を描いたNetflixのドラマシリーズ『全裸監督』では、現実に対するフィクションの劣位として現れています。本作があらわにした「実話を元にしたフィクション」の問題点について考えます。 【公式オンラインストアにて特別電子書籍つき限定販売中!】 ドラマ評論家・成馬零一 最新刊『テレビドラマクロニクル 1990

有料
500

【特別寄稿】2019年の「現実 対 虚構」ーー史実の暴力に、どう向き合うべきか?(中編) | 成馬零一

今朝のメルマガは、成馬零一さんによる寄稿の中編です。溶解する現実と虚構を素材とした映像作品は、海外からも次々と登場していますが、そこには歴史改変につながる危うい欲望が見え隠れしています。タランティーノ、スパイク・リー、フィンチャーの最新作から、虚構と作家性の関係について掘り下げます。 ※本記事の前編はこちら 【公式オンラインストアにて特別電子書籍つき限定販売中!】 ドラマ評論家・成馬零一 最新刊『テレビドラマクロニクル 1990→2020』 バブルの夢に浮かれた1990年か

有料
500