堤幸彦(3)『ケイゾク』ーー過去は未来に復讐する | 成馬零一
ドラマ評論家の成馬零一さんの連載『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。『金田一少年の事件簿』で一躍ヒットメーカーに躍り出た堤幸彦が、1999年に手がけた、テレビドラマ史に残る問題作『ケイゾク』。それは、サンプリングとリミックスを旨とし、最終的に自己破壊でしかリアルを表現できないという、90年代の時代精神を体現した作品でもありました。
テレビドラマクロニクル(1995→2010)
第5回 堤幸彦(3)『ケイゾク』ーー過去は未来に復讐する 成馬零一【公式オンラインス