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プロデューサーシップのススメ

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東京一極集中・内需主導型では立ちゆかなくなる日本経済のこれからに向けて、諸分野のカタリスト(媒介者)たちがプロデュースする様々な化学反応の事例と考え方を紹介していきます。
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【新連載】プロデューサーシップのススメ #01 序論:プロデューサーシップを発揮するカタリストの3類型  桜庭大輔

今回から、NPO法人ZESDAによるシリーズ連載「プロデューサーシップのススメ」がスタート。東京一極集中・内需主導型では立ちゆかなくなる日本経済のこれからに向けて、諸分野のカタリスト(媒介者)たちがプロデュースする様々な化学反応の事例と考え方を紹介していきます。初回は序論として、ZESDA代表の桜庭大輔さんが、イノベーションの推進役となるカタリストの役割について、3つのタイプ別に解説します。 〈緊急告知〉 明日4月2日にオンライン開催されるイベント『Thursday Gat

「プロデューサーシップ®」とは何か|桜庭大輔

NPO法人ZESDAによる、様々な分野のカタリスト(媒介者)たちが活躍する事例を元に、日本経済に新時代型のイノベーションを起こすための「プロデューサーシップ®」を提唱するシリーズ連載。第11回目の最終回は、NPO法人ZESDA代表の桜庭大輔さんが、連載の総括を行います。 プロデューサーシップのススメ # 11 「プロデューサーシップ®」とは何か 本連載では、イノベーションを引き起こす諸分野のカタリスト(媒介者)のタイプを、価値の流通経路のマネジメント手法に応じて、「insp

災害ボランティアバスのプロデュース|伊藤朋子

NPO法人ZESDAによる、様々な分野のカタリスト(媒介者)たちが活躍する事例を元に、日本経済に新時代型のイノベーションを起こすための「プロデューサーシップ®」を提唱するシリーズ連載。第10回目は、認定NPO法人かながわ311ネットワーク代表理事の伊藤朋子さんです。 たび重なる災害復興の機会を経て、いまや欠かせない存在となった災害ボランティアの方々の善意とマンパワーを、いかに安全に被災現場に送り届けるか。ボランティアバスのきめこまやかな運行プロデュースの手法をご紹介しま

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キャラクターデザインによる場とコトのプロデュース|筒井一郎/イアン

NPO法人ZESDAによる、様々な分野のカタリスト(媒介者)たちが活躍する事例を元に、日本経済に新時代型のイノベーションを起こすための「プロデューサーシップ®」を提唱するシリーズ連載。第9回目は、株式会社ヌールエ デザイン総合研究所の筒井一郎さんです。 プロデューサー名「イアン」として手がけた絵本『どうぶつ環境会議』の制作を機に、同作から生まれたキャラクター「のら猫クロッチ」を通じて周囲を巻き込みながら様々なプロジェクトを動かしていく、場とコトのプロデュース手法が語られ

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アイドルプロデューサーは何をしているのか?|伊藤公法

NPO法人ZESDAによる、様々な分野のカタリスト(媒介者)たちが活躍する事例を元に、日本経済に新時代型のイノベーションを起こすための「プロデューサーシップ®」を提唱するシリーズ連載。第8回目は、アイドルプロデューサーの伊藤公法さんです。 プロデューサーシップのススメ # 08 アイドルプロデューサーは何をしているのか? 本連載では、イノベーションを引き起こす諸分野のカタリスト(媒介者)のタイプを、価値の流通経路のマネジメント手法に応じて、「inspire型」「introd

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島根県民ファンドのプロデュース|田辺孝二

NPO法人ZESDAによる、様々な分野のカタリスト(媒介者)たちが活躍する事例を元に、日本経済に新時代型のイノベーションを起こすための「プロデューサーシップ®」を提唱するシリーズ連載。第7回目は、田辺孝二さんです。 通産省(現:経産省)の中国経済産業局長として、2000年代初頭という早期から島根県に県内企業向けの県民ファンドを創設した田辺さん。一過性の成果でなく、地域にベンチャー文化とエコシステムを根付かせるための仕組みづくりを振り返ります。 プロデューサーシップのス

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デザインによる富山県と伝統産業のプロデュース | 桐山登士樹

NPO法人ZESDAによる、様々な分野のカタリスト(媒介者)たちが活躍する事例を元に、日本経済に新時代型のイノベーションを起こすための「プロデューサーシップ®」を提唱するシリーズ連載。第6回目は、富山県総合デザインセンターなどで活躍する桐山登士樹さんです。首都圏でのデザインやメディア業界での経験と人脈を基に、富山県の地場産業とデザイナーを持続的にマッチングしていくエコシステムの構築で大きな成果を上げた、テクノロジー×デザイン×アートの力を活用していくプロデュース手法とは?

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海外日本人ネットワーク「和僑会」のめざすグローカリゼーション | 永野剛

NPO法人ZESDAによる、様々な分野のカタリスト(媒介者)たちが活躍する事例を元に、日本経済に新時代型のイノベーションを起こすための「プロデューサーシップ®」を提唱するシリーズ連載。第5回目は、海外でビジネスを行う日本人たちの支援ネットワーク「和僑会」で活動する永野剛さんです。母国を離れてもたくましく生きる華僑にならい、日本人ならではの強みを活かした国際社会での活躍を、どのようにプロデュースできるのか。業種を超えたケーススタディを通じて、グローカルに生き残っていく明日の日本

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イノベーティブな関係性を創る〜大阪・メビックの活動を通して(後編)| 堂野智史

NPO法人ZESDAによる、様々な分野のカタリスト(媒介者)たちが活躍する事例を元に、日本経済に新時代型のイノベーションを起こすための「プロデューサーシップ®」を提唱するシリーズ連載。第4回目は、大阪市の施設「クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック」でクリエイター・デザイナーの支援活動に取り組む堂野智史さんです。前編に引きつづき、大阪におけるクリエイティブ産業支援の状況やコーディネート手法についての詳細な情報や、制度設計の考え方が語られます。そこでマッチング支援者が

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イノベーティブな関係性を創る〜大阪・メビックの活動を通して(前編) | 堂野智史

NPO法人ZESDAによる、様々な分野のカタリスト(媒介者)たちが活躍する事例を元に、日本経済に新時代型のイノベーションを起こすための「プロデューサーシップ®」を提唱するシリーズ連載。第4回目は、大阪市の施設「クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック」でクリエイター・デザイナーの支援活動に取り組む堂野智史さんです。業界文化や慣習の違いを越えて、クリエイターと企業が真にイノベーティブな関係を育むには、どんな後押しの仕方が適切なのか。「コミュニティ・プロデューサー」として

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地元産品を海外に売り込め!~茨城の成功例から学ぶ~ | 西川壮太郎

NPO法人ZESDAによる、様々な分野のカタリスト(媒介者)たちが活躍する事例を元に、日本経済に新時代型のイノベーションを起こすための「プロデューサーシップ」を提唱するシリーズ連載。第3回目は、日本貿易振興機構(JETRO:ジェトロ)でスタートアップ支援に携わる西川壮太郎さんです。このままでは「茹でガエルの釜」になるばかりの日本市場の先を見据えて、茨城の農業を世界に向けてブランディングすべく、西川さんはいかに生産者たちをinspireしグローカルなプレイヤーとして飛躍させたの

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プロデューサーシップのススメ #02 データシティ鯖江から始まったウェブ新時代

NPO法人ZESDAによる、様々な分野のカタリスト(媒介者)たちが活躍する事例を元に、日本経済に新時代型のイノベーションを起こすための「プロデューサーシップ」を提唱するシリーズ連載。第2回目は、福井県鯖江市で様々なイノベーションの仕掛け人として活躍する福野泰介さんです。現在、「新型コロナウイルス対策ダッシュボード『COVID-19 Japan』」のネット公開でも注目を集める福野さんの「inspire型カタリスト」としての先進性とは?その実践の来歴と目の醒めるような着想の数々を

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