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消極性デザインが社会を変える。 まずは、あなたの生活を変える

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消極的な性格のままでも人と交流しやすくする環境や道具をデザインすることが大切なのではないか。話題の消極性研究会の活動をご紹介。
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#渡邊恵太

消極的な人よ、身体を解放せよ──いや、そもそも身体なんていらない?|消極性研究会(後編)

消極的な人よ、身体を解放せよ──いや、そもそも身体なんていらない?|消極性研究会(後編)キャンセルできない存在としての物理的身体をどう支援するか──ただ、単純に今の世の中では、むしろ逆にわざわざ投稿しないと存在が認識されないSNSやメタバースはめんどくさくて、カフェやコンビニのような実空間の方が、どうあってもキャンセルできない物理的身体が側にあるだけで、つまりただいるだけで消極的な自分でも最低限認識してもらえるので寂しくなくてよいと感じている人たちも多いでしょう。そういう人た

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消極的な人よ、身体を解放せよ──いや、そもそも身体なんていらない?|消極性研究会(前編)

消極的な人よ、身体を解放せよ──いや、そもそも身体なんていらない?|消極性研究会(前編)消極性研究会にとって「身体」とはなにか──今回、身体についての特集を組もうと思ったことのきっかけのひとつは、乙武洋匡さんの発言です。彼が言うには、「自分は生まれつき、足があった経験がないので、歩きたいと思ったことはない」そうです。つまり、移動さえできれば二足歩行である必要はなく、テレポートできればそれが理想なのだと。にもかかわらず、「OTOTAKEPROJECT」をやっているのは、あくまで

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対面は最高の体験だろうか?接客レス時代のデザイン | 渡邊恵太・消極性研究会 SIGSHY

消極性研究会(SIGSHY)による連載『消極性デザインが社会を変える。まずは、あなたの生活を変える。』。今回は渡邊恵太さんの寄稿です。宅配ボックスやセルフレジなど、最近増えている人と対面せずにサービスを利用する仕組みについて、その体験としての可能性を考察します。 『消極性デザインが社会を変える。まずは、あなたの生活を変える。』 第16回 対面は最高の体験だろうか?接客レス時代のデザイン(渡邊恵太・消極性研究会 SIGSHY) 今回の担当は明治大学の渡邊恵太です。 新型コロ

人はなぜ「じゃんけん」で決めてしまうのか? 〜AI時代の意思決定のヒント〜 | 渡邊恵太・消極性研究会 SIGSHY

消極性研究会(SIGSHY)による連載『消極性デザインが社会を変える。まずは、あなたの生活を変える。』。今回は渡邊恵太さんによる寄稿です。私たちの身近な意思決定の手段のひとつである「じゃんけん」。簡易かつ合理的な方法ですが、参加人数が増えると必ずしも効率的ではありません。じゃんけんに象徴される「どうでもいい意思決定」を効率化する、新しいテクノロジーを提案します。 消極性デザインが社会を変える。まずは、あなたの生活を変える。 第11回 人はなぜ「じゃんけん」で決めてしまうのか

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さよならスマートフォン――身近で遠いタッチポイント、消極性デザインが本領を発揮するIoTとインタラクションデザイン | 渡邊恵太・消極性研究会 SIGSHY

消極性研究会(SIGSHY)による連載『消極性デザインが社会を変える。まずは、あなたの生活を変える。』。前回に引き続き工学者の渡邊恵太さんの寄稿です。次に観る作品を選ぶだけで時間がかかってしまうNetflixを、積極性を費やすことなく楽しむ研究や、スマホ画面の1ページ目の争奪戦を超えるAmazoDashボタンの狙いについて論じます。 消極性デザインが社会を変える。まずは、あなたの生活を変える。 第5回 さよならスマートフォン――身近で遠いタッチポイント、消極性デザインが本領

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串カツ盛り合わせにあって、Netflixに足りない消極性デザイン!? | 渡邊恵太・消極性研究会 SIGSHY

「消極的なひと」がストレスなく暮らせる社会をデザインとテクノロジーで実現するために活動するチーム「消極性研究会」。 Netflixを開いて、「今日は何を見ようかな」と悩んでいるうちに時間が経ってしまっていたこと、ありませんか? 居酒屋で、「じゃあ、とりあえずコレで」と注文する串カツ盛り合わせのように、スムーズに決められないのはどうしてなのでしょうか。 工学者の渡邊恵太さんが、串カツ盛り合わせにあって、Netflixにはない、決めやすさの理由を考えます。 消極性デザインが社会