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現役官僚のニューヨーク駐在日記

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本連載では、現役官僚である橘宏樹さんが、ニューヨークへの赴任から1年を経たタイミングで、改めて感じたアメリカの政治風土を日本の読者向けに紹介していきます。
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#アメリカ

「分断」から「瓦解」へ──変質する民主主義の危機 ~中間選挙を読み解く3つの視座~|橘宏樹

橘宏樹 現役官僚のニューヨーク駐在日記 第7回 「分断」から「瓦解」へ──変質する民主主義の危機 ~中間選挙を読み解く3つの視座~  おはようございます。橘宏樹です。ニューヨークでは、11月24日にサンクス・ギビング・デイ(感謝祭)を迎えました。去年に続き今年もアメリカ人の友人宅にお招きいただき、大きな骨付きハムを分け合って楽しい時間を過ごしました。感謝祭の料理と言えば七面鳥がおなじみですが、ハムの流派も多いのだとか。 ▲手製のサンクス・ギビング・ハム。グランベリーなど甘

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分断に対抗する選挙制度改革:勝者がルールを決めるのか。ルールが勝者を決めるのか(後編)|橘宏樹

現役官僚である橘宏樹さんが、「中の人」ならではの視点で日米の行政・社会構造を比較分析していく連載「現役官僚のニューヨーク駐在日記」。 選挙制度改革について論じる第2回の後編です。近年、採用が進められている「順位選択式投票」。深刻化する社会の「分断」を解決する手段となり得るのか、そして日本人の政治不信解消にはどのような議論が必要なのか考察しました。 (前編はこちら) 橘宏樹 現役官僚のニューヨーク駐在日記 第2回 分断に対抗する選挙制度改革:勝者がルールを決めるの

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分断に対抗する選挙制度改革:勝者がルールを決めるのか。ルールが勝者を決めるのか(前編)|橘宏樹

現役官僚である橘宏樹さんが、「中の人」ならではの視点で日米の行政・社会構造を比較分析していく連載「現役官僚のニューヨーク駐在日記」。 今回は、コロナ禍での政府の意思決定のあり方について。未曾有のパンデミックを前にどの国でも臨時的な対応が迫られるなか、米国ではそれがある程度許容されているようですが、そこには意思決定プロセスの「透明性」に鍵があるようです。 橘宏樹 現役官僚のニューヨーク駐在日記 第2回 分断に対抗する選挙制度改革:勝者がルールを決めるのか。ルールが勝者を

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【新連載】現役官僚のニューヨーク駐在日記 ニューヨークはなぜ力強いのか|橘宏樹

今月から、現役官僚である橘宏樹さんによる新連載「現役官僚のニューヨーク駐在日記」が始まります。これまでPLANETSでは「現役官僚の滞英日記」や「GQ(Governement Curation)」の連載を通して、「中の人」ならではの視点から政界の裏側や政治と生活との結びつきを紹介してくれた橘さん。 本連載では、ニューヨークへの赴任から1年を経たタイミングで、橘さんが改めて感じたアメリカの政治風土を日本の読者向けに紹介していきます。第1回は連載全体の見通しと、外国人参政権

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