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日向坂46(ひらがなけやき)の楽曲個人的ベスト30

この記事を見て自分もちょっとやってみようと思ったので早速。
今回は日向坂46またはひらがなけやきの楽曲における個人的トップ30を挙げてみようと思う。

なお音楽的な専門の経験は基本的にはほぼなし。
小学校の頃に合奏は真面目にやってたとか、合唱コンクールでは指揮者やってたとかその程度の音楽レベルの人。
そしてコロナ前はライブにもそこそこ参戦している身として、恐らくライブ補正とか背景補正がめちゃくちゃかかったランキングである、ということを承知の上で見ていただけるといいのかなと。

では早速30位からいきたいと思います

30. ママのドレス

1期生5人組からなる「りまちゃんちっく」の3曲目。3rdシングルのカップリングである。
かわいらしい曲調とかわいらしいダンス。「りまちゃんちっく」は「かわいくなりたい5人組」とのことらしいが、その名前にピッタリな曲。
歌詞がちょっと気持ち悪いのがマイナスポイント。
「遺伝子以上に頑張らなきゃ!」ってそんな考え方の娘嫌だよ。

29. ときめき草

幻の1st表題曲であり、ひなあいのOPテーマでもお馴染み。
この曲が表題だったら果たしてどうなっていたんだろう…というのはちょっと興味がある。恐らく2ndはドレミソラシドではなかっただろうと思う。

28. ひらがなけやき

ひらがなけやきのデビュー曲。
グループに後から入ってきた心境を、引っ越してきた時の心境に重ねた歌となっている。
完全なる偶然と後付けでしかないが「一本の欅から」「青空が生まれる」という歌詞が、ひらがなけやきから日向坂46へと変わっていく未来を示しているよう。
うたコンで地上波初披露されたときはとても感慨深かった。

27. 川は流れる

3rdシングルのカップリングにして、ラジオ番組「日向坂46のひ」のエンディングテーマ。もはやこれを聴くと日曜日が終わっていく気になり、サザエさん症候群に似た症状を引き起こす。
この曲はなんといってもひなくり2019の演出が印象的で、会場後方に作られたステージで、LEDで光る衣装を纏って歌う姿が神々しかった。光の川が流れていくかのような印象。

26. 線香花火が消えるまで

ひらがなけやき時代のアルバム「走り出す瞬間」に収録された、お美玖・すーじー・松田こによるユニット曲。
ひらがなけやきにおいても、日向坂まで見てみてもかなり異色の曲調。
お尻をふりふりした振り付けが特徴的。DASADAライブで久々に披露した時はセンターステージにてパフォーマンスしたため、「顔見られるのがちょっと恥ずかしかった」とはメンバー談。

25. 誰よりも高く跳べ!

ひらがなけやきとしては2曲目の曲であり、ライブでも定番中の定番。
定番曲すぎるため、1期単体の曲ではなく、22人全員で歌えるように新verがアルバム「ひなたざか」に収録された。
ライブでキャプテンの煽りを聴きすぎたせいで、音源で聴くとラスサビ前のタメが足りずに物足りなさを感じてしまう。
ひらがな武道館のダブルアンコールでの煽りが過去最高な気はしてる。
あまり知らない人でも簡単に盛り上がれる曲なので、欅共和国を始めフェスなどの少ない曲数で挑む時には、誰よりも強い味方になってくれる曲でもある。

24. ハッピーオーラ

欅坂46の7枚目シングル「アンビバレント」に収録された、かとし初のセンター曲。(りまちゃんちっく除く)
ひらがなけやきのコンセプトをそのまんまタイトルに持ってきたある種勝負曲でもあり、ライブでもコール&レスポンスによる定番の盛り上げ曲。
の割に歌詞は結構何も言ってないペラペラなものになっているのがやや残念。
コンセプトはクドクド語るより、体現して見せようということなのかもしれない。

23. 窓を開けなくても

4thシングルカップリング曲で、DASADAのコアメンバーによるユニット曲。
偶然にもこの曲が世に出た直後に、新型コロナウィルスにより世界は一変。外出を自粛した生活を余儀なくされたときに「窓を開けなくてもどこへでもいけるんだ」という歌詞と、配信ライブで披露された「飛行機を模した振り付け」が、塞ぎ込みがちな心にすごく響いてきたことを覚えている。
正直あの配信ライブの印象がほぼ全ての曲。

22. まさか偶然...

3rdシングルに収録された花ちゃんズによるフォークソング。
ひなくり2019で、すぐ近くにあった柱にこのちゃんが現れた時のあの姿が忘れられない。その後のMCですーじーが近くにいなくて不安だったことを告げて泣き出すとこまでセット。

この曲を提げてMTV主催のライブをやるはずだったが、コロナにより延期。さらには延期されたライブも松田この体調不良により再延期。
ユニット祭りで久々披露かと思いきやすーじーの体調不良により松田こソロ。となかなか完全版でのお披露目ができない曲でもある。
ひなくり2020でこのちゃん復帰とともに披露する演出は感涙ものだった。
花ちゃんズには、この曲で終わらずどんどん持ち歌を増やしていって欲しい。Pが作らないならオリジナル曲を作ろう。

21. ホントの時間

3rdシングルの共通カップリング曲。
この曲もひなくり2019で邪魔な柱を一瞬で素敵なステージへと変えさせた曲である。各地の柱に散らばったメンバーが、サビでクルクル回りながら踊る姿は多幸感あふれる光景だった。とにかく振り付けがかわいい。
あくまで個人的にだが、この曲の時はペンラを黄色にしたい気分になる。それくらい衣装のイメージが強い。
そしてMVを見ると、握手会が普通に行われていた頃を思い出してしまう。幕張のあの地に再び行くことはあるのだろうか…

20. 沈黙した恋人よ

「走りだす瞬間」に収録されている、りまちゃんちっくデビュー曲。
乃木坂にもハイクオリティな楽曲を提供している杉山さん作曲であり、期待に違わぬ美しいメロディーである。
かなりの人気曲ではあるのだが、個人的には歌詞がそこまでハマっておらず、「まぁいい曲ではあるよね」くらいの位置づけ。
(ミディアム)バラードとかとしの声はめちゃくちゃ相性がいいので、単純に聴き心地はひらがなけやき・日向坂全体通してもトップクラス。

19. 男友達だから

「走りだす瞬間」に収録されている、かとしソロ曲。
「沈黙した恋人よ」にも書いたが、かとしの声はバラードとめちゃくちゃ相性がいい。なのでとても聴き心地がいい。
歌詞としては高橋由美子の「友達でいいから」に近しいものがある。あくまで友達として彼女に接する男心を描いた曲。
同じタイミングできょんことみーぱんもソロ曲をもらっているが、2人は割と本人目線に近い内容になっているのに、かとしはなぜ男目線の曲なのかは不明。

18. 君のため何ができるだろう

4thシングルのカップリングで2期生曲。丹生ちゃんの初センター曲でもある。フロントが丹生ちゃん、ひよたん、ひなのという次世代間あるメンツ。
タイミング的には欅坂46が一斉に卒業が発表されたり、9thが出せなくなっていた時期と近かったので、勝手に「この曲は日向坂から欅坂へのメッセージみたいだな」と思っていた。そう思って歌詞を見ると結構そう感じられる内容なのではないかと思う。
ここ語りだすと長くなってしまうので割愛。

ちなみにタイミング的には井口卒業も近かったので、2期生(というか丹生ちゃん)が井口に向けて歌う曲、という考え方もできなくはないな、と思っている。もちろん2期生(とひなの)同士の気持ちと捉えられなくもない。
どのパターンで捉えても色々と思うところあって、個人的にはそこそこ涙を誘う曲でもある。

17. わずかな光

「走りだす瞬間」に収録されている、みーぱんソロ曲。
これも「ひらがなけやき」と同じように完全にたまたま後付けで意味が合致しただけなのだけど、みーぱんの歌すぎて結構ビックリする。
楽屋立て篭り事件に象徴されるように、みーぱんはああ見えて結構心を閉ざすタイプだと思っている。防衛本能が早めに働くタイプというか。
なのでサビの歌詞はまさにみーぱんだな、という感じ。

僕の心を照らしてくれないか
もし君が太陽なら
引き篭もってる真っ暗な世界に
少しだけ光が欲しい

ここ、日向坂46への改名前後に卒業を考えていたみーぱんの心を太陽=おひさまが照らして光が差した、と考えるとね。この辺のブログ読んでから是非聴いてみて欲しい曲。
https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/28226?ima=0000&cd=member

16. W-KEYAKIZAKAの詩

この曲、素直に受け取るとすごく好きな曲。欅坂、けやき坂。
MVの演出も好きで、ねるをヨネさんが迎えに行くあたりとかね。色々と思い出してしまう。
ただ使われ方で思うところありすぎて微妙な位置づけになってしまった。
欅共和国はこの曲で終わってくれればな…とも思うし、漢字のツアーで漢字メンバーだけでこれを歌うのはなんか違うんじゃないか…という気持ちもある。

15. NO WAR in the future

初めて1期と2期が一緒に参加した曲。
ライブでも定番中の定番で、なんなら誰跳べよりこっちの方が盛り上がる。
漢字になかなか受け入れてもらえなかった1期生、1期生になかなか受け入れて貰えなかった2期生。それが1つになって歌うことでメッセージ性も強くなっているように感じる。
上から見たときに「ひ」のフォーメーションになってたり、キャプテンとひよたんのバレエがあったり、ペアでのカメラアピールがあったり、パフォーマンス的にも見せ場の多い曲。
頭のサビの後、Aメロ入る前ってなんて叫んでるのか、実は正確なところを知らない。「ダスキン!」なのかと思ってたら、「バスケット!」という説もあり。

14. 車輪が軋むように君が泣く

ドキュメンタリー映画のエンディングテーマでお馴染み。
元々走りだす瞬間ツアーではラストの曲だった、というのはユニエアでも分かるとおり。
楽曲的には高校生が進路を決めなければいけない時期に、夢を追うことを親や教師に反対されてる時の曲なのだけど、実は日向坂でこのシチュエーションを経験したことを話しているメンバーは意外と多くない。
恐らく美穂くらい?同世代の松田こからはあまりそういった話は出てきてなかった気がする。
なんというか、ひらがなけやきっぽさがあって好きな曲。この手の「人生の分岐点」的な歌詞を書かせたらトップクラスの作詞家ということもある。

13. 太陽は見上げる人を選ばない

W-KEYAKIZAKAと並ぶ、漢字ひらがな合同曲。
これも超個人的解釈だが、時期によって意味の違う曲だと思ってる。
初めてこの曲が披露された頃は「太陽は見上げる人を選ばない。だから自信を持って出ておいでよ」と、漢字メンバーがひらがなメンバーに歌っているかのような曲だな、と思っていた。

その後、ひらがなけやきは日向坂に改名し、まさに太陽の下へ出てくることになった。それと入れ替わるように欅坂は思うように活動できない状態になっていた。
あの時2グループ合同でこの曲を披露することはなかったけど、もしやっていたとしたら、今度は日向坂から「太陽(おひさま)は見上げる人を選ばない よ。また一緒に頑張ろう」というメッセージになるのではないか、と思っていた。

結果的に欅の配信ライブでもかなり重要な位置づけとして使われる曲になったが、確かに分かるといえば分かるんだけど、これはやはり合同で歌わないと意味がない曲なんだよな…と思っている。
全部個人の妄想なのでその点はご了承いただきたい。

12. ひらがなで恋したい

「走り出す瞬間」収録の全体曲。
恋愛でなかなか気持ちが伝わらない様子を漢字とひらがなに例えた歌詞はなかなか秀逸だと思う。
曲調はどこまでもポップで、ライブでも振り付けの可愛さと合わさって非常に盛り上がる曲でもある。

どこかの考察ブログで
親友=漢字欅
親友の彼=漢字欅のファン
という説を読んだことがあるが、実際そこまで考えてかいてないだろう…とは思いつつ、なかなか興味深い内容だな、とは思ったのを覚えている。

11. 君に話しておきたいこと

ひらがなけやきとして最後のMV曲。
この曲は単純に曲としても好きなんだけど、個人的には初めて行った現場が黒い羊の全国握手会ミニライブだったこともあり、強烈に印象に残っている。
あの直前にねるの卒業が発表され、ミニライブはねるのソロが終わった後がひらがなけやきという流れだった。
これは余談だけどねるはひらがなを紹介するときに「とても愛しいあの子たち」みたいな表現をした記憶がある。超曖昧な記憶だけど。

そんな流れで「抱きしめてやる→君に話しておきたいこと」が披露されたので、まずひらがなけやきのパフォーマンス力の高さに圧倒されたのと、「ねるに向けて歌ってるみたいだ…」という気持ちで感動してしまったのと。
今僕が何よりも守りたい「愛=グループ」は、ねるがくれたものだ、という解釈。
ねるの卒業が関係してるのかは分からなかったけど、あの時のパフォーマンスは本当に凄かった。思い出補正で冷静にジャッジできない曲。

10. キツネ

2ndシングルの共通カップリング曲。
「令和のラブマシーン」とはうまくいったものだな、と思う。知名度は全然差があるけど…
とにかくライブの盛り上がりが半端ない。多分今だと全楽曲中で一番だと思う。それくらい「コンコンコンコンコーン!」の威力はすごい。
後はいちいち演出がカッコいい。22人の音楽隊で披露された、黒と白の衣装早着替えでのパフォーマンスは過去最高レベル。
「バレバレよ!」で明らかにどでかい声出してる推しにも注目。

9. 耳に落ちる涙

1stシングル収録の1期生曲。
かとしの声がまた綺麗に響く曲で、こういうのを歌わせたら本当に強い。
「変な泣き方だ」のところがとても好き。ソロパートでもダントツで好きかもしれない。そしてかとしが言いそう。
ライブで披露されることも少ない曲で、デビュー前のMTVプレミアムライブの録画をたまに見て飢えた心を満たしている。フロントに芽実がいるんやで。。。

8. JOYFUL LOVE

実はひらがなけやき時代に作られていた幻のシングル曲。
発売はされてないからシングル曲とは言わないのだろうか。
この曲は本当にライブ抜きには語れない曲になってしまった。客席にはペンライトで虹が作られる景色は、もはや当たり前のようになっているが、元々は有志のファンが「メンバーのために何かしたい」という思いで会場を駆け回り、実現まで持っていったもの。
もはや曲前のMCなどで「虹が見たい」という発言が出たりと、演出の一部になってしまってる感もあるが、初心を忘れず「ファンがメンバーにできる贈り物」として今後も続けていきたいと思う。

たまアリ天空席からみた虹の景色は本当に綺麗だったし、ひなくり2019でメンバーが虹の橋を渡るかのようにトロッコで来たときはめちゃくちゃ感動したし、ひな誕祭で1年以上ぶりに虹作ったときは、人数は少なかったけど確かにそこに虹ができててただただ嬉しかった。
久々の有観客ライブでメンバーの頬に落ちる涙が、おひさまの温もりで乾かされたあの瞬間はなんかもう忘れることはないだろうな、と思う。
あまりに思い入れが多すぎて、冷静な評価できない曲、という点ではNo.1

7. ドレミソラシド

2ndシングル表題曲。
初めて聴いたときはそれこそ「こんな好きになると思っていなかった」である。
日向坂らしさをふんだんに詰め込んだMV、フェスで披露するたびに完成度の上がっていくパフォーマンス、そしてレコ大。
あのレコ大は本当に感動的なパフォーマンスだった。オーケストラのパワーだけじゃないと思う。CRE8BOYもあのパフォーマンスに関しては絶賛していた。
これでピークかな、と思っていたのにまさかまさかひな誕祭では幕が上がる瞬間の曲として抜擢されるというね。もう特別な曲すぎて。
Dメロのところが本当に好きで、推しと同じタイミングでペンラ上げ下げを毎回やる派です。

6. 好きということは...

4thシングル収録の1期生曲。
珍しくライブの思い出とかではなく、アレンジが好きすぎて上位ランクイン、というパターンの曲。
バンドサウンドを聴いて育ってきてるので、ギターの主張が強い曲が好き。そしてまたすごく日向坂らしいサウンドだと思ってる。
フィーリング的なもので知識はそこまでないのでこの曲についてはここまで。

5.  約束の卵

ライブ最後の曲としてもはやお馴染み。
東京ドームを目指す歌で、ひねくれて見ると「大人たちに勝手にゴールを設定されてる」みたいに見えてしまうのだけど、ドームでのライブは1期生たちが衣装部屋立て篭り事件の後に作った目標ノートに書かれていたもののはずで、そのエピソードを取り入れて作られた曲なんだろうな、と思う。
これはもうひなくり2019でドーム発表された後のやつが印象的すぎてね。号泣で全然まともに歌えてなかったけど。

そのライブの後に美穂があげたブログが全てを語ってくれてるので、ここではリンクを貼っておしまいにしようと思う。
https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/31936?ima=0000&cd=member

4. 永遠の白線

1期生曲の中で一番好きな曲。
当時のひらがなけやきに対するエールだと思ってる。ねるが漢字専任になることが決まる前後の曲。
「夢と石灰はまだ残ってるはず」というね。夢を追う姿を白線を引くことに例える秀逸さね。この頃がな恋といいキレキレすぎない?今と全然違うんだけど。
ライブで披露するときは「おひさま」という文字を書くことでお馴染み(とはいえDASADAライブからで、それまでは「ひらがな」だった)
メンバー1人ずつ決めポーズがあって、不在メンバー分は全員でやることでもお馴染み。思えば今も誰かしらメンバーが休業等で不在になると、そのメンバーだと分かるポーズをSNSにあげたり振り付けに取り入れたりしてるけど、この曲がその前身なのかもしれない。

3. やさしさが邪魔をする

2ndシングル収録のユニット曲。
かとし・美穂・ひなのの3人で構成された「リスペクトスリー」というユニットである。美穂の推しがかとし、ひなのの推しが美穂、ということからついた名前のはず。
このユニットは声のバランスがめちゃくちゃ良いと思ってる。透き通って響くかとしの声に、甘くて優しい美穂の声と、力強いひなのの声。

そしてタイミング的にはどうしても芽実の卒業と被らせて考えてしまう曲でもあった。
「これからの日々後悔をさせたくなくて」というフレーズ、日本語的に違和感ある文章ではあるけど、言いたいことはとても分かる。
いつか今を振り返ったときに、後悔の記憶になって欲しくないし、今ここに引き止めることによってこの先の日々で後悔して欲しくない。だから引き止めることなんて、誰にもできないよな、と思ったりもした。
キリマンジャロでネタにされがちな曲だけど、名曲ですよこれは。

2. 青春の馬

4thシングル共通カップリング曲にして、DASADA主題歌。
映画でも終盤かなりの重要な位置づけで使われてるし、22人の音楽隊では2回も披露されるくらい、テーマ的にも重要な曲だった。

ひらがなけやきを経て、日向坂としての今があるからこそ歌える曲だと思っている。別の人が歌ったら、まるで響かない曲になるかもしれない、と思うくらいに。
それくらい楽じゃない道を歩んできたし、諦めずに走り続けてきたことを知ってる。誰か立ち止まって倒れそうな仲間がいたら、背負ってでも走り続けてきたから今がある。日向坂ってそういうグループだよね、と。

パフォーマンス的な見どころは、当然ながらひよたんが前に出てきてセンターとペアダンスから、前列メンバー中心のロックダンスの流れ。カッコいい。
静かに入る大サビから「何があったって」で一気にスイッチ入るシーンもカッコいい。
そしてラスト、全員で空を指差すあのシーン。斜め後方から映した映像を何度見ただろうか。
ひなリハでの2番のBメロも印象的。「頑張って!」という直球のメッセージが響いた人はきっと少なくはないと思う。

1. 抱きしめてやる

ひらがなけやきとして最後の楽曲(君に話しておきたいことより音源解禁が後なので)
これはもう個人的思い入れによる1位ということになってしまうのだが、一番最初に生で見たパフォーマンスがこの曲だった。黒い羊全握ミニライブの3曲目。もうめちゃくちゃカッコよかった。
この曲もそのミニライブの流れもあって、まるでねるに歌ってるかのような曲だな、と思った。「誰もあなたを連れ戻せない」とかね。

それと同時に「ひらがなけやきらしさ」を強く感じた曲でもあった。
漢字欅は「自分の道をいけ!」という突き進む強さ、ひらがなけやきは「挫けそうになったら抱きしめてあげるよ」という寄り添う強さなんだな、と。

この曲はライブでもコールも何もなく、ただこちらが圧倒されるだけの曲で、盛り上がるようなものではないんだけど、とにかく生で見たときのメッセージがめちゃくちゃ強いので、客席から声が出せない今だからこそ、この曲は是非やってほしい。
そして何気に推しが一番輝く(と勝手に思っている)曲でもある。ポジション的な都合もあるのだろうけど、最初と最後で1つに固まるときに一番外側にいる(つまりメンバー全員を抱きしめている)のはキャプテンと美穂なのだ。

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ようやく書き終わった!
全部読んでくれた人がもしいたとしたらなんとなく分かると思うんだけど、勝手に「これは誰々に向けた曲だな」と考えてしまう系のオタクである。
歌詞書いてんの全部オッサンなんだし、そんな思惑ないことは分かった上で、「でもこれそういう解釈もできるよね」って考えるのが好きなんです。

上位になればなるほど思い入れがある曲なので、コメントがだいぶ長くなってしまった。
ちなみに「ひなたざか」と「君しか勝たん」に収録された新曲が1曲もランクインしてないが、忘れたとかじゃなくて単にランクインしなかっただけ。
アザトカワイイと声の足跡はちょっと悩んだが、30位のママのドレスを超えなかった。それくらい最近の曲にハマってないな、とは思ってる。
これは単にライブがないから思い入れがないだけなのか、それとも日向坂のターゲットから自分が外れてしまったのか、単に曲が好みでないだけなのか。
真相は6thが出たとき、またはドームライブ行ったときに分かるのかもしれない。

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