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日本一周 その他の装備

日本一周するにはどのような装備を揃えれば良いのだろうか。
一周するスタイルにもよるが、徒歩は一番キツく、全てを背負って移動する事になる。よって必然的に軽くしていく必要がある。
キャリアに乗せて運ぶ方法もあるが、歩いているうちにタイヤがボロボロになる上に、通行人の邪魔になることもしばしば。
それでは、最低限の装備で歩く事となるが、今回はテント・シュラフ・マット以外の装備について書こうと思う。

1、おすすめの大容量リュック

まずは背負うものがなければ始まらない。

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実は30kgの荷物を入れて歩いていたら、パキンッと音がして金具が破損してしまった。逆を言うなら30kgまで耐えていたという事だ。
動画撮影などをしないならこれで充分だろう。値段も安めだ。

2、衣類は全て化学繊維に

リュックの中身として意外に重いのが衣類だ。
冬用のモコモコパンツなどを収納しつつ、普段使いのパンツ・靴下・替えシャツを入れておくのだから重くもなる。

そして綿パンなどは、この際家に置いていく方が良い。
速乾性のジャージとパンツ、下着、どれも化学繊維のすぐ乾くタイプにしておこう。
なぜなら天気が良かろうと悪かろうと、絞れば乾く!

日本一周の最中、多くの場合コインランドリーは使用しない。
それでも天日で乾かしている時間が無い場合には、洗濯は手洗いで行い、乾燥をランドリーに任せると良い。

10分で100円がほとんどなので、+10分ほど余熱で乾燥させれば靴下以外はカラッカラだ。

そして裏技として、ジャージズボンの上から公園の水道の水を流し、下半身を洗ってしのぐことも出来る。人目を気にしながらコッソリと実行しよう。


3、お風呂セットなど要らぬ

タオルは水泳用のタオル(セームタオル)を使用する。確か100円ショップで自動車の拭き取り用のタオルとしても販売していた気がするが、水泳用のタオルと同じ素材だ。

これは水をよく吸収し、絞れば水がよく出ていく。これ1枚あればタオルを湿らせたまま運ぶ事などしなくて済む。
シャンプーやリンスなどは持ち運ばず、石鹸をこのセームタオルに包んで持ち運ぶ。石鹸の水気を吸い取りつつ、乾燥するのでリュックの外ポケットにでも入れておけばすぐに乾く。

4、あったら便利は無くても平気

私は動画投稿者である故に、通常の徒歩の人よりもバッテリーを気にしてしまう。そのため、いつも25000mAhのモバイルバッテリーを2個持ち運んでいた。そして、太陽光発電のパネルを背負っていた。
それだけで重量オーバーである。
次第に億劫になり、ファミリーマートのイートインコーナーで店長に睨まれながら充電を済ませるようになった。
あったら便利な太陽光発電パネルは自転車で日本一周する人向けだと言える。

しかし、いざバッテリーが切れてにっちもさっちもいかない状態を回避するために、こういった物を買っておくのも手かも知れない。



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これはトップの部分で太陽光発電し、ランタンとして使用出来るというもの。
また、提灯の部分をしまえばLEDライトとして出来る。
そして、USBケーブルを挿すことが出来るのでスマホの充電が行える。

逆にUSB接続による充電も可能という至れり尽くせりな設計である。
手のひらサイズなので、持っていて損は無い。

5、炊飯用具は必要?

レギュレーター、コンロ、コッヘル、調理器具、調味料、食料が揃って初めて自炊が可能になるワケだが、率直に言えば必要ない。
非加熱で食べられる物、既に加熱調理されているもの、コンビニ食やお惣菜、はたまた優しい人にお呼ばれなんかして・・・

というワケで、調理器具というかマイ箸なんかは持っておいた方が良いだろう。そして、茹で野菜が出来るタッパーは持っておくと良い。100円ショップでよくあるヤツな。
色んな土地のスーパーに立ち寄るだろうし、タッパーに入れてレンチンすればイートインスペースで食べる事が出来る。
糖質制限ダイエットしつつやる時はホントそのワザが役に立つ。
ササミや鶏のむね肉をレンチンして食べてます。

それでも本当に覚悟して持っていくなら、コッヘルはテフロン加工されたものを持っていこう。安物のコッヘルを買って、毎回アルミに焦げついた魚を食べるのは苦行でしかなかった・・・。

6、液体洗剤には気をつけろ!

ドラッグストアなんかでおそらく手に入れるであろう液体洗剤。
本当は粉石鹸が良いのだが、四角い箱のデカい物を詰められるスペースもなく、だからといってランドリー用の使い切りタイプを買うにはコストがかかりすぎる。
靴とかもガッツリ洗うし、洗濯回数等を考えると、液体洗剤の少量濃縮タイプに落ち着く。

実はこの液体洗剤、罠がある

下手をすると液体洗剤がこぼれてしまうのだ。
ちゃんとボックスの中にパッチリと閉めて保管していたにもかかわらず、いつの間にかこぼれてしまい、その時は電車移動していたので床が大変な事になってしまった。

その時にあって良かったビニール袋 90L

まさかこんな形で役に立つとは思わず、急いでリュックを覆って床を掃除して事なきを得た。

なので、液体洗剤を使った後はギッチギチに締めておいた方が無難だ。

7、冬物もなるべく軽く

冬物は春以降に滅多には使わなくなるが、それでも5月中旬くらいまでは早朝寒い日が続く。そんな時に大活躍なのが、ライトダウンジャケットだ。

とにかく軽くてコンパクトになってユニクロで販売されているライトダウンは、畳んで入れておける小袋が付いているので、それに入れてリュックにポン。とても楽ちんです。

あとは冬用の化学繊維ズボンというか、これもダウンで固めておきたい。

8、携帯食について

最後に携帯食について述べておこう。
まず水を含む物はなるべく持たないようにしたいところ。
そしてカロリーの高いものを携帯食として持っておくと良い。

クルミ・さきイカ・煮干し・ドライフルーツ

あとポカリの粉も持っておくと良い。それと水を3リットルほど。
時々「水は現地調達するから、重いしリュックには積まなくていいよ」なんていう人がいるが、やった事ない人には分からないと思うが、これだけ発達している日本でも、公園、トイレ、民家が遠く離れている道をひたすら歩くことだってある。

本当に水が無いのだ。

怪我の消毒にも水は使うし、あって困ることはない。
重さを犠牲にしてでも水は充分に持っておくべき。


次回は旅をするにあたって気をつける事でも書こうかな。

それではまた。

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