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日本一周で気をつけるべきこと

親切に泊めてくれたオッサンがホモだった。
そんなこともある日本一周において、被害に遭わないためのイロハをご紹介。

1、道の駅ではなるべく宿泊しない。

道の駅は野宿禁止の場所もかなり存在するけど、それは建てた運営会社の方針の違いによるものが多く、設立当初から野宿禁止の場所も多くあるんだ。

そして、道の駅は実は盗難のリスクが非常に高い・・・ツイッターで「やられた!」という声は大体道の駅で盗まれてるんだなーこれが。

ロードバイクで颯爽と道を走る。そしてそろそろ休憩しよう。

どこに停まると思う?

道の駅でしょ!

そうなのよ!
いいかい、君が泥棒ならどこからロードバイクを盗む?
スーパーの駐車場?それも効果的だね。だって本人じゃなくても近づけるもの。でも確実なのは道の駅だね。それも夏真っ盛りのシーズンだ。

だから冬はめったに窃盗犯がいない。効率悪いもの。
だから夏のシーズンに目立つ場所に高価なロードバイクを置いておくのは自殺行為だ。旅用の自転車も高いパーツを使用していたら同じ。盗難のリスクはいつでも存在する。

あとは県によって盗難リスクも変わってくるけども、基本的に電子機器などの貴重品をしっかり手元に持っていれば、テントを盗もうという人間は滅多にいない。

盗む人間がいないところでは盗難には遭わないということだ。
このあたりは経験がモノを言う。重い荷物を体から離す際には注意することだ。

そして道の駅には暴走族が集まりやすい
主要な国道(2号線など)から離れた位置に道の駅がある場合には、暴走族の集会として使用される事も多々ある。

手を出してはこないけど、生きた心地はしない。
「不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったんだよ」と仲間に言われないためにも、宿泊する際には気をつけよう。

2、サバイバルな出来事は覚悟しておこう

例えばトイレットペーパーを1ロール所持しておく。
もしくはダイソーでキッチンペーパーを買っておくのも良い。

あんまり想像したくない事だが、トイレがなくていつ修羅となるか分からない。本当に自転車でも見つからない事が多々ある。

海辺なら早朝にコッソリ出来るかも知れない。
だが山の中なら仕方ない状況も出てくる。
そういうわけでペーパーは所持しておこう。

また、サバイバルな状況といえば、食料確保だろう。
ヘビは奇病を発することがあるので食べない方が無難だ。
またキノコも手を出さない方が良い。
よく地味なキノコは食べられるというが、全く根拠になっていない。

シロタマゴテングタケは一本食べると死ぬ。

タマゴテングタケ、ドクツルタケとともに猛毒キノコ御三家と呼ばれている。

キノコに手を出すとマジで死ぬよ?

野草は比較的毒のあるものは少なく(トリカブトとかもあるけど)、形の紛らわしい物を除外すれば食べられるものは多い。

ツクシ・ナズナ・ヨモギ・タンポポ・ギシギシあたりは分かりやすいと思う。
また水の流れる沢の近くにシダが生えていた場合には、コゴミが採れる可能性が高い。
シダ植物系のゼンマイ・ワラビといった山菜は一手間かかるため日本一周中の食用には不向きだが、コゴミは茹でるだけで食べられる。

3、トイレを確保するべし

特に徒歩の旅では野宿する際にはトイレの確保が欠かせない。
屋根付きの公園を見つけたとしてもトイレが無ければ話にならない。

コンビニの隣や24時間スーパーの隣に公園がある場合にはラッキーだ。
24時間営業で有名なスーパーは「スパーク」がある。
四国では「ハローズ」が24時間を謳って営業しているが、時代の流れでは24時間営業を取りやめようという動きも多い。

特に吉野家等の牛丼チェーン店やマクドナルドなどのハンバーガーショップも24時間営業を取りやめる動きがある。
それは労働者に対する配慮や、24時間営業しても売上が変わらないなどの背景もある。

逆にコンビニは意地でも続けていくはず。
24時間空いているという安心感が無いと、コンビニエンスとは呼べないだろうし。

ふと思うんだけど、よく仮眠禁止なんてのがあるけども、別に良いと思うんだよな。これからの時代、フリーランスの人間も増えてくるだろうし、真夜中に人がいない店内で少し仮眠しただけで叩き起こされるのはちょっとな・・・

かといって、それをオッケーしてしまうとホームレスまで店内に入って寝始めるから困る。

以前、ネットカフェの店長を務めていた時に、ホームレスが侵入して困ったことがあった。彼らは彼らで働かなければならない、そして、最初の30分料金でジュースをガブ飲みするために店にやってきては悪臭を撒いていく。

別にホームレスの例を挙げる事に他意は無いが、仮眠を認める事によって経営に支障をきたしてはいけない。

いっその事、宿泊施設を国が作って、働く場所も提供すれば良いのでは?
そうすれば日本一周をする人間にとっても有り難いことだ。

JK課でおなじみの福井県鯖江市では、最大6ヶ月の家賃免除で、働くも自由、働かないも自由の場所を提供してもらえる。

最終的には移住してもらうのが目的だが、まずはその町を知ってもらおうという試みだ。

日本一周をするなら、一度留まって仕事するのも良いかも知れない。

4、クマの対処法

運任せ。出会ったら不運。最近では猟銃で撃退する機会も少なくなり、クマ避けの鈴も効果が薄くなってきている。そして猟師が減ってきているので、クマの生息数も増えつつあるとか。

イケダ●ヤトあたりがお金出して猟友会を支援してあげればいいのに。高知の奥に住んでるんだからさー
お金あるんでしょー頼むよー死にたくないよー

それもクマも動物、人間も動物なので、本能的に強い弱いを識別し、弱い個体を狙ってくる本能を持っている。

撃退するなら超協力なスプレーを風上から15m以内の距離で射出する。

ボウガンでいいから長距離射程の武器所持を許可して欲しいよな。

免許取得して猟銃手に入れてないとクマから身を守れないなんて21世紀にもなってそんなことある?

あとは出会ってしまったら傘を開いたり閉じたりするとクマはビビるらしい。
急に表面積がデカくなる生物なんてあまりいないから確かに・・・まぁ。
でもクマも立つと見た目にはデカくなるよな、うん。

人を襲う原因はいくつもあるらしい。

食べる目的で襲う。めっちゃ攻撃しまくって倒して、藪の中や沢地に引きずり込んで食べる。内臓が美味しい。

②3歳くらいの若熊が遊び半分にちょっかいをかけたり、八つ当たりで襲う。人を上目遣いで寄ってきては、威嚇しつつ仕掛けてくる。

③バッタリ人と出くわして、それを排除しようと興奮し、先制攻撃をかけてくる場合がある。

子供を守るために母グマが攻撃することもある。

 ⑤クマの巣に気付かずに近づいた場合にも飛び出してきて襲うというのもある。
人間が持っている食物狙いや人里に下りて家畜を襲うこともある。

バッタリ出くわす事を防ぐにはやはり、鈴が一番ではあるけども、常に鳴らしていると異常事態に気づきにくい。

あとナタを携行しておき、クマに出会って襲われたら、体のどこでもいいからナタを叩きつけることで身を守るのが良いそうだ。
鼻っぱしらなんて的確に狙えるわけがない。それなら無我夢中でナタを振り回して戦う方が良い。

20m以上ならゆっくり後ずさりする。20m以内ならそっと話しかける方が帰っていくらしい。そこから自分も少しずつ離れていく。

最終的にはナタでしばき合い対決

いずれにしてもクマの生息地域をきちんと確かめておくのが大事だ。


ちなみに最近、実家付近でクマが出ました。ほんと勘弁して欲しい。

5、Wi-Fiや電源スポットを確保しよう

近年、日本一周をしながらブログをつけたりする人も多くいる。
私もその一人だが、とにかく電源の確保に困る事が多い。
日本一周をする人は、ほとんどの人がコンセントから電気を盗む事に躊躇が無い。そんな事を続けていては「日本一周する人間=クズ」というレッテルを貼られてしまう。

なので、自販機のコンセントから盗むような事をしないように、ここは電源を確保するための場所を教えておこう。もちろんモバイルバッテリーを所持していること前提だ。

マクドナルド
電源、Wi-Fiの両方が確保出来る。(店舗にもよる)
Wi-Fiのパワーはコンビニよりも上なので、積極的に利用していきたい。

スターバックス
電源、Wi-Fiの両方が確保出来る。
場所によってはゆったりしたソファーでくつろぎながら時間を過ごす事が出来るため、金銭的に余裕があるなら、スタバで更新するのが望ましいかも知れない。

ファミリーマート
イートインコーナーに電源が付いているが、長時間滞在すると店長から声をかけられる事がある。Wi-Fiも確保出来るがパワーはお察し。

イオン、ゆめタウン
フードコートに電源が付いていることがある。また、もし付いてなくても構内にスタバもマクドも大抵営業しているので、そちらで確認するのもアリだ。

スーパーのイートインコーナー
滅多に無いが、香川県にある「フジ志度店」は電源・無料Wi-Fi・直接USB充電・飲料と至れり尽くせりのラインナップだ。
その代わり、朝は7時にならないとトイレが開かないため、滞在には不向きではある。

空港
空港が近くにあるなら、空港内は必ずといって良いほど充電スペースはあるので、そちらで充電するのもアリだ。Wi-Fiも当然利用出来る。

そんな感じで色々注意点はあるが、ともかく旅に出ることで多くの経験を積むことが出来る。
いきなり日本全国をまわらなくても良いので、他人に何を言われようと、自分だけの日本一周スタイルを作り上げて欲しい。

それではまた次回。

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