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好酸球性多発血管炎性肉芽腫症 #17

2017年3月に好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)と診断されました。発症から入院までの経緯を綴っています。

ER入院ー検査入院1日目

リウマチ科ドクターの、精密検査が必要という紹介状をもっていても、まず向かうのは系列大学病院のER。外科的処置が必要な緊急患者以外が待つWaiting Roomに行くのです。
あり得なくないですか。ERで他の患者と同じように順番を待たなければならないんです。何人ものドクターが症状を聞きにきます。一人ひとりに同じ事を繰り返し伝えます。。

この日は金曜日。ひどい混雑ぶり。朝8時ごろ着いたのにずっと椅子で待たされ、なんと、MRI検査室に移動できたのは夕方16時半になってからでした!

脳、首、造影剤投与の初MRI。1時間半以上かかった検査終了後、またER Waiting Roomに連れ戻されました! (えっ、まだ病室じゃないの?)

ベッドが設置されたのはナースステーションのカウンター脇。カーテンもない廊下ですよ。海外ドラマのERそのものの雰囲気です。

そんな場所でも、検査終了してほっとしたのと、前日夜から何も食べていないので、空腹の限界……。ナースに何か食べるものもらえないか、一応頼んでみたものの、もう夕食配布し終わっていて何もないの一言。

だからといって、ざわざわした雰囲気で眠る事もできず。もうネットサーフィンくらいしか気を紛らわせることがないですよね。病院の無料Wi-Fiがつながるのが唯一の救いでした。

付き添いの夫はどうしても外せない仕事で、検査が始まる前に病院を抜けていたのですが、夜中の2時ごろになって戻ってきてくれました。お腹が空いたーと言っていたので、お弁当を持ってきてくれました。真夜中にERのベッドでお醤油の匂いをさせながら食べてしまいましたよ。
私も夫ももう疲れきっていました。
ウトウトしながら、検査入院一日目の夜が更けていきました。


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