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好酸球性多発血管炎性肉芽腫症 #16

2017年3月に好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)と診断されるまでの経緯を綴っています。


2017年3月、ついに検査入院

足の痛みが始まってすぐに、いつものドクターに連絡をしたのですが、予約がとれず、2週間待ちといわれました。他のドクターに診てもらう? とドクターオフィスから連絡があったのですが、そこまでじゃないかなーと甘く見て、待ちますって断ったのです。(これは反省しています。)痛みと不安に怯えて過ごしたこの2週間はとても長かった。


でも、この間に、人生初の新しい仕事も経験することができました。今振り返ってみると、診察をしてもらっていたら、絶対に入院していたので、この仕事もできなかったことでしょう。キャンセルしていたら大変な迷惑もかけていたでしょうし、その意味では待ち時間があってよかったのかも。(身体的にはその分痛めつけてしまったけれど)


そしてドクターの診察日。

できものがしょっちゅうできている事、足の激痛としびれがあるのだと話すと、すぐにリウマチ科に行くようにと言われました。

リウマチ科受診、即刻検査入院言い渡される

紹介してもらったリウマチ科ドクターの予約がとれたのは10日後。会社に半休をもらって初めてのオフィスに行ったのです。

リウマチドクターも女医さんでした。今までの経緯と足のしびれを話すと、問診後、即刻検査入院を言い渡されました。

本当は、アメリカで入院するのは嫌だなと思ったので(ここには夫しか家族がいないので、入院すると夫の負担が大きいのと、金銭的な面で)、日本の実家に帰って近くの病院に入院したいと、夫にもドクターにも告げてみました。

ところが衝撃的な一言がドクターから返ってきたのです。
それでは手遅れになるかもしれないと……。

しばらく夫と二人で話し合ってきめて。と言われたのですが、その間、リウマチ科のドクターは、呼吸科のドクターにも電話して相談したようで、結局二人のドクターから説得され、アメリカで入院して治療する事を決めました。


午前休みをもらって午後には仕事に戻るつもりでいたので、今から入院は無理と伝えると、では明朝大学病院のERに行くようにと紹介状を書いてくれました。絶対朝一番に行くのよ!と念を押されました。

ちょうどその帰り、皮膚科ドクターから電話があり、細胞診の結果が出たのだけど、気になることがあるのだとメッセージが入っていました。

病院から職場に直行し、ちょっと検査入院することになったので2,3日お休みさせてくださいとお願い(かなりの衝撃を与えてしまいました)し、キリのいい仕事だけしておこうと出来る限り残業していったん帰宅。入院支度を整えて翌早朝、ERに向かいました。


2017年3月半ば、道の至るところに雪が残っていたのを覚えています。


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