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本栖湖キャンプ場の1等地
皆それぞれに行きつけのキャンプ場でお気に入りの場所があるんでしょうが、本栖湖キャンプ場におけるわれわれと仲間の好きな場所はこの辺り。
水場がすぐ近くにあって食事の支度や後片付けが楽だし、トイレもそれほど遠くない。その割にはゆったりとサイトが確保できて、適度に目隠しになる起伏もある。
樹木は針葉樹のアカマツと広葉樹が半々ぐらいで、ほどほどに日陰に恵まれている。何かと都合がいいのだ。
でも1等地というのは人それぞれの感覚だから、もっと水場やトイレに遠くてもより静かなところがいい人はいるだろうし、どこが一番ということもないのかもしれない。
しかし今回面白かったのは、写真の場所に車を入れた時、隣のパーティの人たちに挨拶に行ったら、偶然にも5月の連休のときにも隣合わせた人々だったということだった。その人たちもそこが一番と思っていたからであろう。
以前はよくタープを張っていたが、最近はキャンプ場は1泊ということが増えてきたので、撤収の簡便さを考えてあまりタープを使わなくなった。天気が悪ければ張るんだろうけどね。
泊まる形態はキャンピングカーの中、つまりは車中泊だから、テントの設営や撤収も行わなくていい。車中泊が禁止されているような場所でなければ、トイレがありさえすればどこでも泊まれることも便利なのだ。
そういうわけで最近のキャンプでは、テーブルとチェアを出すだけだ。CB缶を使用するランタンもテーブルトップに置いて使っているので、わざわざスタンドを立てることもない。
キャンプ場で2泊以上するときには、スノーピークの焚火台Mも持っていくが、1泊程度のときにはネイチャーストーブで小枝を燃やす程度で愉しんでいる。本当はその中間ぐらいの焚火台が欲しいんだけどね。
チェアは最近の高価なロースタイルなものじゃなくて、キャプテンスタッグ製の1脚1200円程度のものだ。折り畳むのも楽だし、万一火の粉が飛んでシートに穴が開いても惜しげがなくていいからね。キャンピングカーの中には2脚常備し、家でもチェアリング用に2脚置いてある。
そういうわけで車中泊ベースのキャンプは、家に帰ったあとでも車から降ろすものが少なくていいのだ。もちろん寝袋等も車に積みっぱなしである。
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