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世界とレイヤー

世界はヒエラルキア的=階層的なのか。
3次元的物質世界の上に、4次元的世界、5次元的世界があるというように。
そういうことだろうな、とかつては思っていた。
今は、どうも違うんじゃないかという気がしている。

多層的ではあるが、上下関係ではない、レイヤーみたいなものじゃないか。
地球の上方に、より高次元的な世界がある、のではなくて、3次元的地球と、4次元、5次元的地球は重なっていて、5次元の周波数に達していれば、すべての層にアクセスできる、という具合に。
逆に、周波数が3次元だと、3次元の世界しか見ることができない。

人間もおそらくレイヤーなのだろう。
私の知っている神秘学では、人間の実相は、身体、心魂(魂)、精神(霊)という三位一体で語られる。
近代人、現代人の多くが概念化している肉体と精神、心と体、というような二元論よりももうひとつ要素が多い。

不思議なことに、こういうことは高等教育でもろくに教えない。
善意に解釈すれば、近代の思考体系に従っているだけなのかもしれないが、そうでなければ、意図的に教えておらず、二元論だけ世の中に広めているような気もしないではない。

世界はヒエラルキア的であると考えるより、世界はレイヤー的であると考えたほうがいろいろと説明がしやすそうではあるし、また実際に即しているようにも思える。

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