曽根丘陵の辺縁の道
どうということのない町角を撮っていた。2004年の9月頃。山梨県の甲府盆地南部に当たる、曽根丘陵の辺縁だ。
曽根丘陵周辺には何度もかよった。道が複雑で面白く、適度にアップダウンがあり、風景が立体的に見える。
古くから人が住んでいたらしく、集落の中の道が迷路のようにつながっていて、面白かった。ランドナーのような自転車で裏道と遊ぶのには、まことに良い舞台であった。
いつもだいたいカーサイクリングで、車は富士川を渡った西側の旧増穂町役場などに停めさせてもらっていた。
道を選べば交通量も少ないし、裏道はいくらでもあるので、走るところは事欠かない。やや交通量はあるものの、「金川曽根広域農道」を主幹にしてコースを考えるといいだろう。
拙著『静岡県サイクルツーリングガイド』でもこの近郊を取り上げている。もはや20年前の情報なので、道路は変化していると思うけどね。
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