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標津から中標津空港へ

2008年8月10日、知床取材旅行の最終日は標津から中標津まで走った。中標津の街を少し見てから、中標津空港でエア輪行した。

標津から中標津までは牧草地の中を行くような道で、快適な走行が楽しめた。中標津も小さな街だったが、独特の風情があった。

現地での旅が無事に終了したこともあって神社仏閣にでもお参りしたかったが、見当たらなかったので、バスターミナルの隣にあったカトリック教会を見学した。

昼食は市内のファミリーレストランでオムライスを食べた。これがやっぱり旨かった。北海道では何を食べてもほとんど外れということがない。

中標津空港は待合室が木造と聞いていたので、離島の超ローカル空港みたいなものを想像していたのだが、着いて見たら立派な空港だった。そりゃそうだ、ジェットが発着するんだからね。

北海道に別れを告げ、上昇して水平飛行に映った機内からは、青森の下北半島が見えた。行きは飛行中にデジタル機材を使っていいのかよく分からなかったので撮影を控えていたのだが、別に問題はないようなので、帰路は機内から撮影をした。

羽田に降りる前に積乱雲らしきものが見えたものの、大過なく着陸した。交通費等の点から言っても、自費ではそうそう行けない北海道知床の旅であっただけに、私を行かせてくれた編集部には大感謝である。

そう言えばあれ以来、本州から出る旅をしていない。

旅装を整えて出発する直前。旅館は釣り宿でもあったようだ。
サドル後ろの輪行バッグの下は衣類バッグ。
泊まった街のなんでもない風景を記録するのが好きだ。
町道なのにこれだけゆとりのある造り。土地がいくらでもあるからだ。
町営住宅なのだろうか。
曲がり角の造り方も鷹揚だ。
北海道の中でも昭和風の街並みなのだろう。
暖炉の煙突なのだろうか。
こんな街に1年間くらい住んでみたい。
中標津の方角へ右折する。
ちょっとだけ海が見えた。
中標津までの道は牧草地の中を行くところが多かった。
どうということのない道が絵になる。
荷物を確認するN記者。
これもいかにも北海道。
何でもないところに駐車スペースがあった。
背景の山は斜里岳と思われる。
中標津の街が近付いてきた。
幹線道路でも自転車は走りやすい。
中標津市街へ右折する。
久しぶりに見たセブンイレブン。
北海道はともかくまっすぐな道が多い。
セイコーマートで買ったガラナ。大好物なのだ。
道路鋲? 何のこっちゃ? 雪国特有の何かか?
中標津は夏祭りの最中だった。
広大なバスターミナル。後ろはカトリック教会。
これもバスターミナルの一部。
これも北海道的風景。
カトリック教会に寄ってみた。カトリック教会は見学者を歓迎するところが多いのだ。
神父さんと話をした。いえ、道に迷ってきたわけではありませぬが。
市内の「ビッグパパ」で食べたオムライスが旨かった。
昼食も食べて、あとは中標津空港に行ってエア輪行するだけだ。
道路鋲というのはどうもこれらしかった。な~んだ。
中標津の市街地に別れを告げる。
中標津空港に辿り着いたところでサイコンを見る。総走行距離は約174km。
確かに中標津空港の建物は木造であった。
乗り込む機材はANAのB6
あの山は何だろう。
さらば北の大地よ。
B6(ボーイング767)は柔らかめの機体なので、翼はよく曲がっている。
下北半島が見えてきた。
陸奥小川原湖が左側に見える。
スポイラー作動中。
羽田に無事ご到着。4泊5日の北海道知床への旅はこれにて終了。あとは京急と新幹線の輪行で帰宅した。



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