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(38歳の回顧録)「生産」もせず「地方」にもいないのに、東京でいきなり農業プロデューサーの活動をはじめたプロセス

東京農業大学に入学してから20年。
人生のほぼ全ては農大入学から変わったのでちょっと思い出しつつ
箇条書きダイジェストで振り返ってみました

●脇坂真吏プロフィール
https://note.com/wakisakamasato/n/n7154aba0c568

全く農業に興味が無かった高校生が東農大へ

  • 高校まで運動ばっかり

  • 高校卒業後は料理人へと考えていた

  • 親の勧めで大学進学を検討

  • 全国大学案内をとりあえず読み込む!

  • 東京農業大学 国際食糧情報学部 食料環境経済学科にだけ興味をもつ
    (今となってはなんでなのかは不明)

  • 一般推薦を受けてみたら入学
    (まさかの同学科の一般推薦がなぜかこの年だけ全員合格していた事実を後で知る)

現場を学ぶ為に選んだ部活から転がる未来

  • 農業経済だけでは農業がわからない、何か現場が見れる部活に入ろう!

  • 農村調査部」を発見し、他を調べることもなく入部へ

衝撃を受けた、初の農家実習

  • 1年生の5月に山梨県の果樹農家に実習へ、さくらんぼの作業をお手伝い

  • とても魅力的な仕事で素晴らしい農家さんとの夜の一言
    「農家は儲からないよ」が人生の分岐点

<原動力となっていた、謎の1つ>
農業は魅力的な仕事で、絶対になくなってはいけないのに、なぜ儲からないのか?そんな産業はおかしい!!

インターンからの新規事業立ち上げへ

  • 大学1年の秋にあるイベントに参加し登壇

  • 日本野菜ソムリエ協会の福井理事長も参加されており、お誘いいただく

  • インターンシップとして関わらせてもらう

  • 最初にやったのは出版された書籍の住所変更のラベル貼り、数千冊(笑)

  • 大学2年になり、八百屋のプロジェクトがはじまり参加させてもらう

野菜ソムリエの店EF:の創業メンバーに

  • 大学2年の終わりに、東京都世田谷区桜新町に1号店を開業

  • この仕事を通じて、産地からの流通や仲卸、小売りを学ぶ

  • 大学3年の終わりには3号店の店長に就任(←大学生サラリーマンに)

授業で経済、部活で生産、仕事で流通を学び、どう活かすか?自分にしかできないことは何か?

  • 様々な形で広く農業を学ぶことができ、就職はどうするのか?八百屋にそのままいるのか?

  • まわりをみると、当時はまだ農業ブームが来てなかったので、農業に熱い想いがある学生の行き場が無く、また小さな農業関連事業者も人を欲していた

  • 当時、会社法が変わったばかりで1円起業が可能になりハードルが下がっていた

あの謎の解消と自分の立ち位置

農業は魅力的な仕事で、絶対になくなってはいけないのに、なぜ儲からないのか?そんな産業はおかしい!!

  • と、大学1年で感じた謎は色々学び知る上で、やはりおかしいと感じる

  • 東京にいて、生産~販売までを学んだアドバンテージは活かしたい

  • 自分が生産するのではなく、農家の応援をする立ち位置で活動をしたい

  • 結果、プロデュースという立ち位置に

卒業目前で最初の会社を立ち上げ

  • 農村調査部の仲間と最初の会社を立ち上げる(大学はちゃんと卒業)

  • その当時から夢は「小学生のなりたい職業1位を農家にする」こと

  • そして様々な起業・事業展開をして今に至る
    今の事業はこちらをどうぞ

「小学生のなりたい職業1位を農家にする」を夢に掲げている理由

農業を応援していく立場と決めて、ではその応援の成果はどのように出てくるのかと考えた時に、子どもたちが農業や農家について認知が出来ていてかつ楽しそう、儲かりそう、キラキラしているという認識になっていればいいのではと考えた時にこのフレーズがでてきました。

農業プロデュースという絞り方ができたのはでも30歳前後

  • 20代の起業後はとにかく色々やってみていた(イベント、出版、マルシェ、販売などなど)

  • 30歳を手前に自分がやりたい部分と価値がある部分を考えていくと、「プロデュース」という立ち位置が一番いいということに気が付き絞る

  • 絞ると逆に仕事の展開が広がっていきやりやすくなる

  • 33歳ぐらいからどんどん多角的な事業に乗り出し、現在に至る

40歳を前にして感じるコト

  • 今、多くの方々のおかげで東京のマルシェから東神楽町のプロデュースまで幅広く事業をさせてもらっている

  • 30歳後半でますますこの仕事の面白みがでてきている

  • 40代にはそれらをもっと上のレベルに引き上げて夢の実現へ近づけたい


#この仕事を選んだわけ

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