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No.200【私たちはこれから対馬でどう生きて行くべきか】🧐🤔⁉️🥰

従来の小職ホームページ転載(Vol.○○)分を除き、記念すべき200回目の投稿は、現在対馬で再燃している《高レベル放射性廃棄物最終処分場誘致問題》に関する拙稿となりました。この問題は、小職が市議選に初出馬する大きな切掛となった案件であり、因縁をも感じるところです。

さて、今回は本日2月19日の北海道新聞の社説を題材に執筆致します。この社説には、共感できるところも多い。しかし、残念ながらサビが緩く、画竜点睛を欠くと私は感じました。

冒頭のパネルにまとめた宮本常一氏の語録をもう一度確り噛み締め拙稿を綴ります。

『核ごみ調査がまちづくりの最終的な解決策とならないのは寿都と神恵内に共通する。力を入れるべきはむしろ、移住者や交流・関係人口の増加策や、近隣自治体との連携強化ではないか。』
👆下記社説のサビ抜粋

小手先の方法だけでは根本的解決は望めない。私は、住民の意識を変えるパラダイムシフトが求められていると思います。

大量生産大量消費の時代は既に終焉を迎えており、何でもお金に換算する思考GDP(国内総生産)の多寡で価値を測る拝金主義にしがみつくのを辞めるべきです。

つまり他人との比較で相対的に価値を測るのではなく、自分自身が幸せだと感じているかどうか絶対的価値判断に基づく生活を送ることを由とできるようになれるかが重要です。そのパラダイムシフトがもう既に求められている時代だといち早く気づくことが、ダーウィンが言う適者生存につながるのだろうと、私は思います。

GDWは国が普及させようとしている指標。
国内総充実(Gross Domestic Well-being、略称: GDW)は、既存のGDP(国内総生産)では捉えきれていない、社会に生きる一人ひとりのウェルビーイングを測定するための指標です。とくに従来の「幸福度」や「生活満足度」という単一指標では捉えることの難しかった、文化的な多様性も考慮した多面的な指標になります。 GDPは量的拡大を目指し、物質的な豊かさを測る指標であったのに対して、GDWは質的向上をねらい、実感できる豊かさを測定する指標であるというのが大きな違いです。

ところで、反原発で著名な小出裕章氏の講演内容に説得力があるのは、小出裕章氏自身が集めたデータではなく、敢えて国が公表しているデータに基き説明をなさるので、我田引水な論ではないと信憑性が高まるからだと思います。

そういった意味でも、この意識改革は夢物語だとの批判があったとしても、これは我田引水的に作り出された論説ではないとして、【私たちはこれから対馬でどう生きて行くべきか】についてGDWを用いて市民に共感を得て行くことも良い方法だろうと思います。

一昨年9月定例市議会の小職一般質問参照
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👆このウェルビーイングの理念は、キュア志向からケア志向へのパラダイムシフトとも合致すると思います。

👇同日の朝日新聞社説もご参照ください


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