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No.44【第二次岸田内閣で金子参議院議員が農林水産大臣に再任されてしまった😡】

地元長崎県選出ですが、第一次岸田内閣発足時の金子農水大臣の記者会見にはガッカリさせられてしまった😔

70年ぶりに改正された漁業法の精神を全く理解していらっしゃらないのか?無視しているのか?

『水産資源管理を日本だけでやっても輸入水産物が入ってくるので意味がない』👀⁉️🤦🤷😡

日本自体が水産資源管理を蔑ろにして来たから、日本近海の水産資源が枯渇しているのが、世界の常識。

温暖化でも北大西洋の水産資源は枯渇どころか、厳しい水産資源管理により増加していることは常識なのに

大変失礼ですが、第二次岸田内閣では農林水産大臣は、別の方に代わって欲しいと思っていました😔

by村八分自民党員の端くれ蟷螂の斧

《就任に当たっての抱負等について》

記者
大臣は我々水産界の出だと思ってますので、水産業界からの人としてお聞きします。大臣は漁業者のお宅にお生まれになり、お父様は水産三賢人の一人でもあり、それから大臣にもなられて、そういうことで、少し大臣の考えをお聞きしたいのと、就任の間に一つ、何かこれはやってやろうということがおありでしたら、お聞きしたいと思います。

大臣
父の時代から水産業には積極的に取り組んでまいりましたし、私は国会議員になりましてからも、この水産問題にはちょっと自分の仕事としてやってまいりました。なかなかいろいろな厳しい状況の中で、いろいろな個々の政策は毎年ですね、いろんな予算確保についても努力していっているんですよ。ただ、これとこれはこういうようなことでやりたいということで考えがあったとしても、なかなか、それはまた役所としての考え方もあるでしょうから、よく役所の意見も聞きながら、また私自身の考え方というものを、役所の皆さんとお話をしながら、出来るだけ現場の意見が取り入れられるような政策に取り組んでいきたいと思っております。なかなかこれをやりたい、あれをやりたいって、なかなか大臣になると言いにくくなりましてね、ふつうのヒラの国会議員の時はあれやれこれやれと言っていましたけども、こういう立場になってくるとですね、非常に、その難しさっていうのを感じております。わたしは知事を12年やりましたけどね、その時は、意外と知事というのは、自分が思ったことっていうのは政策で思い切ってやっていくことができるんですけども、大臣になるとやっぱり、なかなかそこは、やっぱり全体の組織の中でいろいろありますので、非常に難しいところがありますが、大体いろいろな方々の御意見、問題はやっぱり安定した操業が出来て、安定した生産が出来て、そして、本当に漁業で食べていくことができるかどうか。ただ、今は燃油も高い、魚も捕れない、そういった中でみんな苦労している。そういう中でどういうことが手当てを出来るかということで、一番我々は保険制度の組織を作って今やっているんですけどね、こういうことを含めて、中身の充実を含めて考えていきたいと思っております。いろいろとまた御意見を賜りながら頑張っていきますので、今日はこれくらいですみませんけど。

《気候変動に対応した漁業調整について》
記者
水産関係で2点お願いします。まず1点目なんですけれども、気候変動に当たっての漁業調整をどうしていくかという話ですね。というのは、気候変動で魚の分布が変わるという話が先ほどあったと思うんですけど、すると、例えば、漁船の使う漁場だとか、使う漁法だとか、これまでと変えなきゃいけない部分が出てくると思うんですけれども、その時に漁業許可だとかの調整が出てきます。大臣は、やはり、これまでまき網の経営の御経験もありますし、知事としての沿岸の調整の御経験もあるので、実際、漁業同士をどういった調整をさせていくか、かなり造詣が深いのではないかと存じますので、そこの辺り、どうやって対話を図っていかれたいか、お聞きしたいなと思います。よろしくお願いします。2点目は後で言います。

大臣
漁業というのは多種多様ですからね、いろいろな漁法がありますし、それが本当にみんな、地域によって利害が絡んでおるんで、なかなかこの調整っていうのは難しいところもあります。じゃあ、一方のこの漁法が駄目だから、じゃあこっちに転換しようって言ったってね、設備投資を含めて大変だと思うんですよね。だから、そういう中で、できるだけ今やってるやり方がね、持続的にできるような形で考えていかなきゃいけないし、一方的に全く今まで違う漁法の中で、これを新しいものにというのは、一応、国としては、今少し考えているようですけどね、なかなか簡単にはいかないんじゃないかなと。特に地元の漁業調整は難しいし、じゃあ、漁法転換したからってすぐ魚を捕れるわけじゃないんですよ。魚というのは、なかなか誰でも行って捕れるんだったらね。農業と違うところは、やっぱりそういった自然を相手にしてね、やってますからね。相当な長年の経験・勘とかっていうのも必要だし、農業は確かに難しいところもありますけど、ある一定のものをね、種をまいて作るっていう形で、知恵と工夫を出しながらやっていけば、ある程度違ったものができる。漁業の場合は、なかなかそういったところがありますので、難しいところがありますのでね。

《水産資源管理について》
記者
もう1点なんですけれども、先ほど、沿岸漁業の管理が技術的に難しい部分があるという話とか、漁業者の皆さんのお声をお聞きしたいという話があったと思うんですけれど、一方で、その沿岸でも、今、過剰漁獲の状態にあって、資源管理を改めたら資源が回復するよというようなデータも、いろんな魚で出ていると思います。実際にその管理が技術的に難しい漁法で、実際に、この漁法であればこんなことができるんじゃないかだとか、この漁法が例えば、数量管理が難しいんで別の方法があるよねという議論が始まっていると思うんですけれども、実際に漁業者のやりやすい方法として、こういうことができたらいいんじゃないかとか、何かアイディアがあればお聞きしたいなと思うんですけれども、お願いしてもいいですか。

大臣
なかなか難しい質問ですね。魚の場合はほとんど市場によって価格が決まるようになってますからね。だから、市場価格の中での変動というのは、なかなかこれは変えることは難しいし、それから、いろいろ捕れ過ぎて値段が安くなるって言いますけども、今は結構、いろんな資源管理型で調整してるんで、前に比べると価格の安定というのはなされていると思うんですよ。ただね、日本の生産だけをね、規制したり、漁獲量を、ある程度資源管理型をやってもね、輸入魚がバンバン入ってくるわけですから。じゃあ価格が高くなるかっていうと、日本人が食べる胃袋のパイって決まっているわけですから、だから、たくさんの魚が入ってきて、しかもほとんど税金が付かない魚が入ってきて、それで、一方ではこっちは規制するって言ったときに、その規制することによって価格の安定と、持続的な漁獲の安定ということになるんだけども、しかし値段がある程度上がってもらわないと、経営者はね、うまくいきませんよね、漁業者が。だから、私は輸入という問題もね、本当にこれはよく考えていかないと、なかなか日本だけの規制改革をして漁獲調整をしてもね、生産者の価格安定につながるのかなっていう考えは持っていますけどね。

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