最後のキリマンジャロ
いつも、ある会社のレギュラーコーヒーの粉を近くのスーパーで買っていたのだけれど、数年前その粉を目にすることがなくなった。銘柄はキリマンジャロなのだが、そのスーパーの自社ブランドのものは置いてある。
自分が買っていたメーカーのキリマンジャロの人気がないのか、それとも自社ブランドのものを売りたいのか、真相はよくわからない。仕方なく別の銘柄を買ったが、そのすぐ後新しいスーパーがそのスーパーの近くにできた。欲しいメーカーのキリマンジャロも置いてあったので、そこでまた買い始めることとなった。
しかし、昨日コーヒーの粉を補充するべく買いに行くとキリマンジャロはなくなっていた。そこでは自社ブランドは扱っていない。
途方に暮れる、ということはなかったが、なぜキリマンジャロがなくなってしまうのか、と思いながら、違う銘柄のものを買った。
そんなわけで、今朝は最後に残ったキリマンジャロのコーヒーを惜しみつつ、というほどでもないが飲んでいる。味が薄いのが好みなので、粉はいつも少なめだが、最後に残った量はやや多めだったので、いつもよりやや濃く感じる。
まあ、Amazonを見れば普通に売っているのだが、それでもなぜ自分の近所からキリマンジャロが消えていくのか、謎は残ったままだ。
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