地下鉄銀座線に合う音楽 "UNIEQAV"

 最近は、自分の聴覚のことを考えて、電車での移動の際にイヤフォンで音楽を聴くことを控えています。
 ですが、たまに聴きたくなるときがあります。例えば居酒屋からの帰路など(笑) 
 昨日はたまたま銀座線だった、というだけなのですが、そのとき聴いていた音楽と、車輪がレールを切りつける音や、その他のノイズが妙にマッチしていたのでした。
 聴いていたのは、アルヴァ・ノト(Alva Noto)のUNIEQAVでした。
    何年か前にSuperDeluxeで行われた彼のライブに初めて行きましたが、そこで聴いた音の傾向に近いもので、彼の作品の中ではビートが押し出されているタイプの楽曲が多いアルバムです。ですが、そのようなタイプの曲でも、音の壁で埋めるようなサウンドでないのは流石です。
彼の作品はインスタレーションも含めて、どことなく、京都のお寺に配置された石を思い出させます。UNIEQAVはわかりやすいビートの作品ですが、そこにも、音の間やその世界観に品を感じます。

UNIEQAV
https://www.youtube.com/watch?v=fyyzAXfhYUc&list=PLw_IkukIYEyoEvz0tAdqXgJf-iPPsLgTq

 音と音の隙間に絶妙に絡んでくる外の音とのコラボレーションが帰宅する自分には楽しく思えました。アンビエントだ、と思いました。

 本日の楽曲は『aria』というピアノ曲と、『ortcele_A』というエレクトリックな楽曲です。『aria』は『Aeolian piano』というアルバムの最後の曲です。http://www.e-onkyo.com/music/album/gphr17022/

aria
https://note.mu/wakimaru_piano/n/nbf8ffa8e4875

ortcele_A
https://note.mu/wakimaru_piano/n/nd49dd1d58bd5


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