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脇知宏:実録・夏フェスができるまで!~If you build it, he will come~

やべ「わきさんわきさん」
わき「…ん?」

やべ「見てくださいよ、これ」

わき「サマー・オブ……??」
やべ「テアトルですよ。自分の出身事務所の名前くらい覚えましょうよ」
わき「日付と場所が書いてあるね」
やべ「はい、8月下旬に有楽町よみうりホールを1週間借り切ったんですって」
わき「へえ、あんな大劇場を。それでナニするの」
やべ「それはこれから決めるみたいですけど、全国のテアトル所属者が集まる舞台を作るんですって」
わき「そっか、だから事務所なんかバタバタしてるんだ。でも8月ってもう半年ちょっとしかないけど、演目これから決めるで大丈夫なのかね」
やべ「ですよね。キャパ千人を超える劇場で1週間ですから、お客さんを埋めるのも大変そうですね」

わき「でもさ、いま俳優を目指している人とかレッスン頑張ってる人、特に地方の人って、こういう東京のど真ん中の大きな舞台に立つのって夢のようなことだよねえ」

ぽわわ~ん(わきさんの幻聴)「…それを作れば、やってくる」
わき「ん?」
やべ「どうしましたわきさん」
ぽわわ~ん(わきさんの幻聴)「それを作れば、やってくる」

わき「…そうか、そういうことか…」
やべ「え?」

わき「『フィールド・オブ・ドリームス』って映画知ってる?農園を経営してるケビンコスナーがさ、突然「それを作れば、やってくる」という声を聞いて野球場を作るの。それでラスト、そこにたくさんのお客さんがやってくるの」
やべ「はあ。…で?」

わき「これだよこれ!作るんだよ、俺たちのイベントを、夏フェスよ!そうすればそこに全国からたくさんの人がやってくるんだよ!これこそフィールド・オブ・ドリームス、
いや、サマー・オブ・テアトルなんだよ!」
やべ「あ…え…??」

わき「俺はやるよ、全国のたくさんの後輩たちのためにひと肌脱ぐよ!
この夏フェスの目的は、
・キッズからシニアまで、たくさんの所属タレントを大きな舞台に立たせ、拍手をあびる経験をさせること
・ふだん会う事のない全国のみんなの交流と切磋琢磨の場を作ること
・ギョーカイで活躍するゲストを招いた、タレントプロモーションの機会

やべ「おお、何だか分からないけどわきさんが燃えている!」
わき「それをつくれば、やってくる!」

やべ「じゃあこえからやることが山積みですよ、全国から集まるのであれば各エリアの事務所に話を通さないと。あとスタッフ集めも急ぎですよ。演出面はどうします?誰に頼みますか?宣伝やチケット販売も大変ですよ。もちろんこれらもろもろのお金の算段も必要ですし…それらを半年ちょっとでやりきらないといけないですから、大変ですよ」
わき「あ、え…?そ、そうだね…」
やべ(やばい、せっかくの盛り上がりに水を差しちゃったかな)
わき「これは事務所のみなさんで力をあわせてやっていかないと」
やべ「そうですよ、それこそ事務所総出でがんばっていきましょう!」



こうして「テアトルの夏フェス~Summer of THEATRE 2024」は動き出しました。
二人の会話はフィクションですが、8月21日~25日の夏フェス@有楽町よみうりホールは本当です。
こちらのnoteで「夏フェスができるまで」の実録をご報告していきます!


(次回予告)
わき「ええ~っ、こんなにかかるのぉ!」
やべ「これ、けっこう大変ですねえ…」
電卓を前に頭をかかえるふたり。次回お金の話!

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