操縦者はわたし。

電車に乗っているわたし。
自分が乗っている電車の隣で走っている電車を見た。隣がゆっくり走っていると、自分の乗っている電車が、どんなスピードで走っているのか分からなくなる。止まっているような感覚にさえなる。向こうが速かったら自分が遅く感じるかもしれない。

これって生きて行く上でも同じかもしれない。
隣と比べたら、自分のスピードが分からなくなる。
自分自身のスピードで比べないと意味がないんだね。

もし比べるとしても、自分が操縦者になり、運転しなきゃ。自分でハンドルを握ったら、よく分かるよ。どっちに進んでいるか、スピードはどのくらいか。
景色だってよく見える。

電車はそのプロである運転手に任せて乗せてもらっていいわけだけど、自分の人生は、自分でハンドル握らなきゃ、何も分からない。

#エッセイ #人生

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