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【なにかと不安な春】一歩踏み出す勇気がもらえる映画3選

こんにちは。
ニク・ジャガスです。

早いもので、もう4月も下旬ですね。

春ってなぜか、少し背伸びして、普段の自分よりオーバーに振る舞うことはないですか?
自分のポジションを守るため、周囲に流されまいと足掻くイメージです。

今回は、何となく不安な春、新たな一歩を踏み出す勇気をくれる映画を3つご紹介したいと思います。


NETFLIXより

①Tick, tick... BOOM! : チック、チック…ブーン!

1本目は、今年のアカデミー賞でも話題になったNETFLIXオリジナル映画『Tick, tick... BOOM! : チック、チック…ブーン!』です。

「30歳までに成功したい」と願う主人公ジョナサンは、なかなか自分の作る曲が評価されず、人と比べては焦る日々を送っています。

ジョナサンと同じように「早く何者かにならなくては」と、自分に過度なプレッシャーをかけている人は多いと思います。

そんな時、新たな挑戦を恐れて二の足を踏む貴方の背中を本作は力強く押してくれます。
「自分には溢れんばかりの可能性がある」と、きっと思えますよ。

詳細は過去に記事を書きましたので、よければご覧いただけますと幸いです。


THE BANGERより

②フリーガイ

2本目は、昨年公開のライアン・レイノルズ主演映画『フリーガイ』です。
個人的には、2021年の映画BEST5に入るほど完成度の高い作品でした。

ライアン演じる主人公ガイは、オープンワールド系ゲーム『フリー・シティ』に住む、一定の言動を繰り返すだけのモブキャラ。
プログラムされた内容に沿って毎日を過ごしていますが、ある女性との出会いをキッカケに自我を持ち始めます。

ただのモブキャラだったはずのガイが、『フリー・シティ』の根幹を揺るがす唯一無二の存在に変わっていく姿に、今の「何者でもない」自分を投影して勇気と元気をもらえます。

正直、ライアン主演の映画で感動したのは初めてでした。
日々に行き詰まりを感じ、他人と自分を比べて落ち込む人の気持ちを奮い立たせてくれる映画です。


映画.comより

③はじまりのうた

最後はキーラ・ナイトレイ、マーク・ラファロ主演映画『はじまりのうた』です。

全映画ファンが答えに窮する「何の映画が一番好き?」という問いに、私は5本答えるようにしているのですが、そのうちの1本が『はじまりのうた』です。

シンガーソングライターの主人公グレタ(キーラ・ナイトレイ)は、恋人デイヴとニューヨークにやってきますが、彼の浮気が原因で破局してしまいます。
傷心のグレタの前に現れたのは、落ち目の音楽プロデューサーであるダン(マーク・ラファロ)。
ダンに誘われ、グレタは1枚のオリジナルアルバムを制作することになります。

夢追い人が集まる街ニューヨーク。成功する人もいれば、破れる人もいる。
身も心もズタボロになった2人が、音楽を通して再生を図る姿は、ひたむきで一生懸命です。
決して劇的な事は起こらないのですが、徐々に彼らの目が輝き、自信がみなぎってくるのが分かります。

特にラストシーンのキーラ・ナイトレイが本当に素晴らしいので、是非一度ご覧ください。
心の底からジワっと、前向きな気持ちが湧き上がるはずです。


如何でしたでしょうか。

個人的には『はじまりのうた』で、キーラとマークがお互いのプレイリストを同じイヤホンで聴きながら夜のニューヨークを散歩する場面が、映画史の中でダントツにロマンティックなシーンだと思っています。

本日ご紹介した3本の中で、もし気になった映画があれば是非ご覧ください。
ほんの少し、明日を生きる活力が湧いてくるはずです。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊

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