日記2

 俺が、自由を主張するとき、俺は、自由を主張する前の自分が、自由を主張する側から否定されるかもしれないという思いから、自由を主張しているかもしれない。俺は、俺自身で、自由を主張しているのではなく、俺を否定する立場から、自由を主張しているのかもしれない。自由であれと、俺は命令されているのかもしれない。
 うるせえええええええええええええええええ。俺はいつも俺を疑っている。なぜ疑う。だまっとけ。これは俺の問題で、俺の問題でない。うるせえよ。好きにさせろ。俺に質問してどうしたいんだ。お前の暇つぶしか。そんなことに俺を使うな。なぜ俺がお前の暇つぶしに協力してやらないといけないんだ。
 おれは、俺の現実を作る。お前の為に、フィクションを作るもんか、バカが。

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