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ショーツに歴史あり

 ポルノ小説を書き始めたときのことです。
 女性下着の呼称をどう書けばいいのか、悩んでいました。

 パンティって、響きがおもしろいですよね。パンでティですよ。
 パンティなんて普通の生活では言わないです。

 かと言って、ショーツというのもセクシーじゃない。ショーツって、女性の私からすれば生理用ショーツのイメージがあって、三点よりどり千円の実用品なのです。

 どうしようかなぁと思いながらネットを検索していたら、スキャンティという言葉を見つけました。うわぁ。かわいい! キャンディみたい。カラフルでキュートで甘酸っぱい感じがする。

 ですが、スキャンティは、ウィキペティアによると「デザイナーで画家の鴨居羊子が1955年に自らがデザインした下着に付けた名前である」古すぎるわ! 女子高生のヒロインが年増女になってしまうわ!

 編集者に相談したら「パンティでもショーツでも好きなほうで書いてください」いやその、悩んでるから相談したんですよぉっ。

 迷いながら、ショーツで書いたりパンティで書いたりしていたのですが、あるときふっと気がつきました。

 これは男性読者のための小説だ。私がどう感じるか、ではなく、男性読者がエロいと思う呼称で書くべきだ!

 そこで私は、MIXI(当時活況を呈していたSNS)で、「ショーツとパンティとどっちがエロいですか?」と聞きました。

 極めて少ないサンプルですが、ショーツがエロいというご意見を多く頂き、現在私はショーツで統一しています。
 ショーツに歴史あり! という話でした。

 予告です。一日か二日お休みして、次回からポルノ小説の書き方をガッツリやります。エロワードが多くなりすぎた日は有料にするかもしれませんが、notoは「つまらん金返せ」ができます。基本無料で書きますので、たまに覗いて頂けるとうれしいです。

基本無料のつもりですが、サポートを頂くとモチベーションが上がります。参考になったな、おもしろかったな、というとき、100円のサポートを頂けたらうれしいです。