ISO規格解説 組織の役割、責任及び権限 5.3


ISO審査員、行政書士の若月です。
皆さまおはようございます。

産廃処分業変更許可申請の打ち合わせで稚内に来ています。
札幌から列車で5.5時間、移動はキツいけど、海がきれいな港町です。
保管場所の設定、振興局へのあいさつと、今日も淡々とこなしていきます。

本日も参りましょう。

5.3 組織の役割,責任及び権限

トップマネジメントは,関連する役割に対して,責任及び権限が割り当てられ,組織内に伝達され,理解されることを確実にしなければならない。
トップマネジメントは,次の事項に対して,責任及び権限を割り当てなければならない。

a) 品質マネジメントシステムが,この規格の要求事項に適合することを確実にする。

この規定を満たすために、組織図の見直し&作成に取り組むと良いでしょう。
組織図というものがない会社さんもあるかもしれませんね。
そういった方にとって、組織図を作ってみるというのは良い確認の場になるんと思いますよ。

各部門、部門長だけでなく、権限も明記してみましょう。
なんとなくやらせてた。丸投げで任せていたという場合はもちろん、権限を決めたつもりになっていたというケースもあります。
社員は与えられた権限の中では力を発揮するようになるので、社員の創造性を引き出す意味でも、権限の割り当ては重要なファクターです。

今日も僕の勉強にお付き合いくださりありがとうございました。

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