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剣とフリルと鎧生活(アーマーライフ)

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異世界転生ファンタジー小説。 製作中の同名サウンドノベル用に書いた脚本。それを、小説形式で公開しています。
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記事一覧

◆0◆ プロローグ「苦い記憶」

「おお、我が愛すべき王女よ! 私の愛を受け入れてくれぬのならば、是非も無し。私はザヴォー…

若月
5年前
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◆1◆ 「降霊屋と鎧契約」

「やあやあ、降りてきましたね? あは、まだ意識がはっきりしませんか? 大丈夫ですよぅ、す…

若月
5年前
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◆2◆ 「鎧装着者リリス」

 <鎧契約>において、鎧に封じられた魂と<鎧装着者>は一心同体。片方が死ねば、もう片方の…

若月
5年前
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◆3◆ 「市場の泥棒騒ぎと岩窟人」

 リリスは背に負っていた巨大な得物──バスタードソードをずらり、と引き抜くと、無造作に上…

若月
5年前
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◆4◆ 「光治郎、一世一代の大芝居」

 リリスと光治郎は<青銅の盾>隊によって捕縛された。  罪状は、「治安紊乱」。巡回戦士で…

若月
5年前

◆5◆ 「<犯罪ギルド対策特別捜査本部>にて」

 アンヴリル。  難攻不落の要塞として、裾野の広い山沿いに建造されたこの都市は、その標高…

若月
5年前
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◆6◆ 「尾行者」

 その魔道具は、ガラス細工のような透明感を持った石だった。宝石というほど美しくはないが濡れたような光沢を放ち、独特の形状をしたそれはエクス・ターナム石と呼ばれ、<魔導鎧>を着込むナルイグの戦士たちにとって無くてはならない物だった。  エクス・ターナム石について語るには、そもそも、<魔導鎧>──あるいはそこに封じられた魂──の役割は何か、というところから始めねばならない。  ナルイグの戦士にとっての<魔導鎧>──それは、平時から苦楽を共にする相棒であり、戦場を共に駆ける戦友であ

◆7◆ 「情報屋と襲撃者」

 雑多な人々が行き交う大通りから一歩奥に入ると、日当たりの悪い路地裏に、貧相な身なりの者…

若月
5年前
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◆8◆ 「疑惑と取調べ」

 混濁する視界と不明瞭な意識。  世界と自我の境界が曖昧で、油断をすれば己が周囲に溶け出…

若月
5年前
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