26/1096 10月19日第四子!爆誕。生後2日目で開腹手術。その1

3年間毎日投稿計画25日目の昨日、赤ちゃんが産まれました!

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10月18日に出てくるという母の予想を裏切り、
10月19日の10時18分に産まれてくる(1018は時間だったんかーい!)という、
鮮烈な先制パンチと共に第四子が爆誕いたしました。

母は鍛えたソフロロジー式分娩法で、
人様にも大変褒めていただけるほどのスーパー安産で2時間半で無傷で出産を終えました。


しかし、正直昨日は出産を手放しで喜べませんでした。

ありがたい!とか、嬉しい!とか、可愛い!!とかいう気持ちよりも
【障害の有無】の方が気になってしまったからです。


赤ちゃんのお顔は、
それっぽいといえば、それっぽくも見えるお顔でした。


出産はものすごく痛かったけれど思ったよりあっけなく終わったことも手伝って、
ずっと夢の中にいるような・・現実と焦点が合わない感覚で産後数時間を過ごしました。


現実感も元気もないまま家族に連絡し、
午後からは現状のお腹の状況と手術の説明に・・


そこで久しぶりに夫と再会できました。

入院期間中、夫は実家といえども残業後に3人の子ども(内1人は手足首病)のお世話や看病で睡眠不足。

そこに健康ではない第四子の誕生。

いつも陽気で明るい末っ子気質な夫の目は、
この日は色んな感情の入り混じったものでした。


NICUにて赤ちゃんと対面。
NICUにはたくさんの赤ちゃんがいて、
その赤ちゃんたちに会いに入れ替わり立ち替わり面会の方が来ていました。
みんな明るく笑っているけれど色んな気持ちを抱えて会いに来ている。

そんな人たちをすごいなぁと思いつつ、
チューブを繋がれた我が子をどこか距離を感じながら、
でも『情愛を感じる自分』をどこかに探しながら赤ちゃんを見ていました。

しかし自分から出てくる言葉は
「がんばったね、よくがんばってるね」
「小さいね」
といったもの。

夫は「次男に似ている」「可愛い」と言っていました。

夫は【染色体異常ではない】証拠を探しているように見えました。
私は逆で、染色体異常の子っぽいところがないかを探していました。
しかし2人の動機は同じ。

『どうかそれだけは有り得ませんように・・・』


そして手術の説明。
これに関しては色々検査をした結果、
3つの疾患の可能性があり、
開けてから疾患を特定した後に然るべき術式で手術しますとのこと。
その後合併症や予後の説明を受けて、先生たちが退室した後

「夫くん、大丈夫?」と言った瞬間に、自分が号泣。
つられて夫の頬にも涙が・・

泣いてようやく少し、現実感を取り戻したのでした・・・

この後、病室で小一時間ほど夫と話すことができました。

ほんとうは入院患者さんと外部の人の面会は最小限にしなければいけないはずだけれど、
私たち夫婦の状況や産後当日というメンタルを鑑みてくださって時間をくれた病院側には本当に感謝しています。

そして、私はこの心底優しい大好きな人と結婚して家族になってほんとーーーーに良かったと思いました。
それを伝えると、夫も同じだと言ってくれて、
私もまた嬉しい気持ちでいっぱいに・・・


この夫とのやりとりで少し癒されたものの、
やっぱり末っ子ちゃんのことは心に引っかかるものを感じたまま、
後陣痛と共に寝てしまったのでした・・・


続く

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