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季語: 秋日傘、と、推敲(蟋蟀、桃、清秋)


① 秋日傘ゆるりと巻きて夢二展


② 山門前タクシー呼びて秋日傘


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① 先日、alohaさんが「夢二忌」の季語で詠まれていました。夢二には親しみを感じているので私も詠んでみたかったけれど、なかなか難しい。夢二の命日は9月1日だそうなので、今日は「夢二展」で詠んでみました。

② 毎月母が行っている、父のお墓参りの時の様子をそのまま。駅から徒歩だと20分強、夏は、私の姉妹家族の車で家から直接行くことが多いようですが、電車の時は、母は駅からの往復はタクシーです。

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推敲(蟋蟀、桃、清秋)

◇元句: 蟋蟀(こおろぎ)のほどよき距離に夜更けかな
▶ 蟋蟀のほどよき距離に更ける夜(なごみさん)

◇元句: ふるさとを桃をまぢかに発ちにけり
▶ ふるさとの桃に心を残し発つ(ラベンダーさん)
▶ ふるさとを桃をまぢかに去りし朝(鶫さん)

◇元句: 清秋や山脈迫る三車線
▶ 清秋の山迫りくる三車線

皆さま、貴重なご意見やご感想を、本当にありがとうございました。大きな学びをいただいています。これを忘れないように心に留めて、今後に生かしていきたいです!

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トップの画像は、via myroomさんのイラストをお借りしました。

今日もここまでお読み下さり、ありがとうございます。よかったらご意見やご感想など、どうぞよろしくお願いします。