季語「冬夕焼」の句の推敲

先日の句:

冬夕焼柔き赤子の寝息かな

たくさんのコメントを、ありがとうございました。

やはらかき寝息の稚児よ冬夕焼(アポロ先生)

赤ちゃんが柔らかいことは誰でもわかるから、「寝息までもやわらかい」ということに焦点を当てては?というご提案をアポロ先生からいただきました。

「やはらかき」という字と響きの圧倒的な柔らかさに感動しながら、でも、今回は赤ちゃんの体の柔らかさも強調したい...と思い、自分の元の句も残したいなぁと、コメントをいただいた時点では思いました。

が、その後、いつも完成した自分の句を書き留めているノートに、このいただいた句を記してみて、ハッとしました。

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こうして並べてみると、「やはらかき」の句の柔らかさ、温かさがより伝わってきて、そして「冬夕焼」がとても生きている!と感じました。

改めて、推敲の句。

やはらかき寝息の稚児よ冬夕焼

アポロ先生、皆さま、ありがとうございます!