✈俳句幼稚園「ら」: 冬の鵙(ふゆのもず)、ラグビー
① ラテン語をなほ選びけり冬の鵙
冬の鵙/三冬
② ラグビーへ女子寮の朝さざめけり
ラグビー/三冬
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紫乃さんが「ラガーマン」で、そしてコメント欄では鶫さんが、「ラテン語」で詠んでいらっしゃる。しかも私の二句目は鳥季語。ああ...。
まぁでも、今日は朝から考えていた句なので、思い切って投稿することにします。
① 7年か8年くらい前のこと。
次男の仲良しだったドイツ出身の子が母国に帰り、ドイツ語英語以外の、もう一つの言語を選択しなければならない、という話をお父さんから聞きました。選択肢は、フランス語かラテン語と。
「え!?ラテン語なんて、今でも学ぶ意味あるの?」
なんて、何も知らない私は、失礼にも思ってしまいました。
「もう今は使われていない言葉だし、息子はエンジニア方面をめざしているから必要になることは無いはずだけど、でもやはりラテン語を学ばせたい。」
わざわざ、もう使われていない言語を選んで学ぶ。ラテン語は、学びの「出発点」みたいなものなのかなぁ...
そんな風に感じたことを、うっすら思い出した句でした。
ちなみにそのドイツ人君は、その後ラテン語はやめて(ギブアップ?)、フランス語に変えたそう。そして、今はビジネスを勉強しているらしいです。
あー!
なぜ「冬の鵙」なのか。
この「冬の鵙」の説明を読んでから、静かに胸を張る冬の鵙を想像して、かっこいいな~と。写真を見ると、ふっくらしつつ賢そうな印象です。一度使ってみたい季語でした。
② これまで何度か書いていますが、大学生の時に、私はいろいろな学校の女子学生がいる、カトリックのシスターが運営する女子寮に住んでいました。
ラグビーの「早明戦」なんていう存在を知ったのも、この時。私自身はラグビーは一度も観に行くことはなかったけれど、野球やサッカーなどとはまた違う、特別感があったように思います。
みんな朝早くからお弁当作ったり、何着てこうあれ着てこうと、華やかな賑やかな興奮に、寮中が包まれているようでした。
似たような句を、一年前も「膝毛布」の季語で詠んだことを覚えています。
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説明が長くなってすみません。
トップの画像は、今日も杉江慎介さんのイラストをお借りしました。ありがとうございます。
最後までお読み下さり、ありがとうございます。
どうぞよろしくお願いします!