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【俳句幼稚園弐:「か」】


① 改札へ二段飛ばしの冬帽子


② 片恋は片恋のまま冬帽子

(かたこいはかたこいのままふゆぼうし)

③ 片恋はいつか諸恋冬帽子

(かたこいはいつかもろごいふゆぼうし)諸恋=相思相愛

(冬帽子/三冬)

④ 寒星を暫しボルシチ煮える頃

(かんせいをしばしぼるしちにえるころ)

(寒星/三冬)


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① お店でニット帽を見かけて、冬帽子を詠みたくなりました。
「階段を二段飛ばし」と考えていましたが、意味がだぶっているかな?と思い、「改札」に。
階段を上ったところに改札口がある駅も、ありますよね?

②、③ レッツチャレンジ、ロマンティッ句。

④ 先日maruさんとボルシチのお話をしたら、食べたくなって2日ほど前に作りまして、ボルシチを詠みたいなぁと思っていました。
昨日の紫乃さんの「オリオン」の御句から、昨夜は久しぶりに星を眺めてみようと思ったのに、夜になったら寒くて!外に出ることを断念。せめて俳句で冬の星を。
嗚呼、食べ物句!

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トップの画像は、つめだ えんさんのイラストをお借りしました。

楽しくなってきて、四句も詠んでしまいました。
今日もお読み下さり、ありがとうございます!
よろしくお願いします。