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季語: 落し文、と、推敲(キャベツ)


① 落し文先の気になる観察記


② 落し文朝の糸雨やゆくりなく

(おとしぶみあしたのしうやゆくりなく)

→ ゆくりなく朝の糸雨や落し文

(コメントをいただき、元の語順がわかりにくいことに気づきました!)

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① ネットのKigosaiや手元の歳時記の「落し文」の説明は、『産卵し地上に落す。 この筒状の葉を落し文に見立てた』となっています。虫に詳しくない私は、え?落ちた後はどうなるの?落ちて大丈夫なの?などと、疑問が膨らみました。ネットで調べたところ、落ちてからも、丸まった葉の中でその葉を食べながら成長していくようですね。
ここでは、虫ではない方の「落し文」の、落された後の行方...というのも意識して詠みました。

③ 落し文が落ちた朝、思いがけず雨も落ちてきた、という句です。

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推敲(キャベツ)

◇元句: 焼き餃子吾もキャベツ派に染みにけり
家餃子君につられてキャベツ派に(鶫さん)

コメントやアドバイス、皆さま本当にありがとうございました!

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トップの画像は、TURBOさんのイラストをお借りしました。

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