見出し画像

【感想】新1分間リーダーシップ

最近リーダーシップに関する本を読み漁ってます、はーばーです。
職場の先輩から薦められた本書を読みました。
ストーリー性になっており、2〜3時間でサクッと読める内容なのでリーダーシップ論の入門書としてオススメです。

先輩からは先日要約した、「リーダーの仮面」と本書「新1分間リーダーシップ」2冊薦められており、全然タイプの違う内容でリーダーシップの本質について考える良いきっかけになりました。
今回は本書で学んだ重要な点について書いていきます。

本書の物語を通じて書かれているのは、状況対応型リーダーのお話し。
カンタンに言うと違った人には違ったやり方をという考え方。
リーダーの仮面で書かれている良い人にならずに、粛々とリーダーの職責を果たすという思考とは路線が異なります。

状況対応型リーダーに求められるスキルは3つ
・目標設定
・診断
・マッチング

目標設定について
SMARTに注意して設定すること
Specific 具体性
Motivating 動機づけ
Attainable 達成可能性
Relevant 関連性
Trackable 追跡可能性

診断について
発達レベルを診断
D1 技能低、意欲高
D2 技能低〜中、意欲低
D3 技能中〜高、意欲不安定
D4 技能高、意欲高

マッチングについて
4つのリーダーシップスタイルを使い分ける
S1 指示型 指示多、支援少
S2 コーチ型 指示多、支援多
S3 支援型 指示少、支援多
S4 委任型 指示少、支援少

これらの説明の中で以下の言葉が印象的でした

同じでないものを
同じに扱うことほど
不公平なことはない

具体策も記載ありましたがポイントの紹介までなので以上とします。
路線の違うリーダーの仮面と比較しながら読み進めたため非常に面白く読めました。
唯一というか、共通してる点で興味深かったのは部下を肯定的に見る≒ポテンシャルがあるという点です。
ここは他責思考ではなく、リーダーの責任と捉える点でリーダーに求められる本質的な考え方だと感じました。

今回は以上です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?