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人の得意・不得意を「クセ」から見抜く

今年で25周年を迎えた「わかさ生活」の社長 角谷が、従業員に話してくれる「豊かな心」になる話を毎週紹介しています!
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あなたは、自分の「癖」を何個あげれますか?

人には必ず「自分で気づいている癖」、そして「自分でも気づいていない癖」があります。

そのような「人の癖」を理解すると、仕事もプライベートも驚くほどうまく回り始めます。

これらのクセは、仕事の中で気づくことはもちろんありますが、非日常の場面だとわかりやすく見えてきます。

昔、仕事仲間でソフトボール大会を開催した時のことです。

わたしは小さい頃から野球が好きなので、よくスコアボードをつけながら各選手の特徴を見ていました。

なので、わたしは次に対戦する相手チームの観察を必ずするようにしていました。

相手チームに「高校野球をバリバリやっていた人」がいたなら、ちょっとクセのある球を投げる未経験者をピッチャーにする、など。

自分のチームと相手のチームの得意・不得意をしっかりと観察してクセを見抜くようにしていたのです。

そこから試合での戦略を考えて挑むことで、10年間負けたことがないのがわたしの唯一自慢出来ることです。

これは、仕事の場面でも同じことです。

お客さまでも、仕事仲間でも、会話をする中で「何度も使っている言葉」「独特な言葉」などからその人のクセや本当に考えていること、やりたいことを見つけていこう、と考えるのです。

それは「会話の中でどういう言葉をよく使っているか?」というところから見えてきます。

例えば、「でも」という言葉をたくさん使っているのであれば「このことを話すときによく出るな。ここに迷いがあるんだな」といったことです。

何をしているときに「嬉しい」という表現をしているのか、何があったら「気が乗らない」という表現をしているのかを気にしてみると徐々に相手のクセというものがわかってきます。

相手の「考え方のクセ」や「判断のクセ」がわかってくると、その人に合った仕事や、もっと成果の出る仕事の仕方というものが感じられるようになります。

履歴書に書いてある通りなんて人はほとんどいません。

実際にいろんなことをやらせてみて、本人が一番楽しそうにやっていることが一番プラスになるものです。

本人は何が好きなのか?

どういうクセがあるのか?

そのようなことを考えながら人と接し、人のクセを見つけてみる習慣をつけると、あなたの人間関係はよりスムーズになり、あなたの周りの人たちももっと楽しく過ごせるようになるでしょう。

さぁ、まずは「自分のクセ」を考えてみて、それから「身近な人のクセ」を探してみましょう。

意外と楽しくて、ハマるかもしれませんよ。




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