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内なる自分を“発掘”する新しい旅の形【#わかさはっくつ隊員コラムby大川はるな

WAKASA発掘調査隊の大川はるなです!
現在、福井県内を中心にフリーのタレントをしている21歳です。
鯖江市に生まれ、人生のほとんどを鯖江で過ごしてきました。

お恥ずかしい話ですが、実は調査隊になる半年前までは、
嶺北に住む私にとって、嶺南はほとんど未知の場所でした。
嶺北には、そういう若者も少なくないはずです。

だがしかし!
そんな未知の場所こそ“SNS世代の私たちが楽しめる旅”を作れるということを知ってしまったのです!

今回は私が活動の中で知ったドキドキワクワクについて書いていこうと思います。

嶺南には、SNS世代が価値を感じる“外もんにしかわからない魅力”が眠っていた

さて、“SNS世代の私たちが楽しめる旅”ですが、非常に親和性が高いと感じたのが、初回の記事です。

昨今のYouTubeやTikTokでは、さまざまな地方の方言の違いがよく話題になっていますよね。

地元民には分からなくても、“外もん”が見ると面白い。

方言と同じように、その土地ならではの文化や食べ物にも
“外もん”にしか気付けない面白さがあったんです!

例えば初回の発掘では、一般の食卓にもよく並ぶお惣菜『卯の花』を見つけました。

実はお肉屋さんが販売していたんですが、これが知る人ぞ知る超人気の逸品なんだそう。
特に、県外からきた釣り客から絶大な支持を得ているとか。

美味しくて(=良質)で、
リーズナブル(=どんな人でも体験できる)、
だけど、地元民にとっては当たり前すぎて魅力に気づいていないもの……!

まさにSNS世代の私たちが価値を感じる“外もんにしかわからない魅力”だと思います。

こんな風に、知られざる土地だからこそ、まだ知られていない魅力がたくさん眠っている。
それを発見し、発信できる余地がある嶺南という場所は、これから若者が楽しめる土地になり得るのではないか、と思いました。

思いついたら即行動!“挑戦”を許容する旅

調査隊の活動自体にも、大きな魅力がありました。
我々WAKASA発掘調査隊の、みんなに驚かれる1番のポイントはなんと言っても行き先を決めないこと!笑

でも、これがめちゃくちゃ楽しかったんです……。

例えばこの回!

この日は、最初にたまたまお会いした移住者の方に、小浜市の隠れた魅力を伺いました。
そこで『閉ざされた山の奥にある神聖な寺』の存在を知り、いざお寺へ向かう過程で『人が入れちゃう古墳!?』を知ったのです。
どちらも謎めいた感じで、気になって仕方ない……。
ということで衝動的にお寺と古墳へ向かったのが、この日の発掘旅。

行き先がまさか初回から山になるなんて想定していなかったわたくし大川隊員は、ヒールで山を登ったり古墳に入ったりすることになったのですが、それすらもストーリーになる奇跡的な出会いと発見になりました。

思いつきだけで行動する旅は、
終えた時の満足度が100%だったんです!

  • 湧き出た「行ってみたい!やってみたい!」の気持ちをすぐに叶えられる

  • 挑戦の過程で何が起こったとしても、失敗と成功のジャッジが無い

つまり、自分自身の興味や欲求、感性をも許容し受容できる。

大人になったばかりの私にとって、非常に大切な時間になりました。

内なる自分を輝かせる“発掘”という旅の形。

子どものような好奇心こそ、大人になっても忘れないようにいようと思います。
このWAKASA発掘調査隊で経験したことをもっとたくさんの方に繋いでいき、みんなでさらに新しい発見を生んでいくのが来年度の私の役目です!

ドキドキワクワクイキイキー!

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