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4歳のおひさまが照らす日向の坂道も美しく輝いていた【ライブ:4回目のひな誕祭(2日目)感想文】

今年で4回目の開催となった、日向坂46のデビュー記念ライブである「ひな誕祭」。
4月2日(日)の生配信での視聴は叶わなかったが、4月9日(日)のリピート配信で見ることができた。
 
4回目の開催ともなると、桜や花粉と同じように、ひな誕祭を見ることで、春の訪れを感じるようになってきた。春の風物詩として、これからも長く続いて欲しいお祭りだ。
 
今年のひな誕祭は、開催地が横浜スタジアムということもあり、山口陽世が始球式を行うなど、野球の要素もありつつ、飛行機関連、空の旅をテーマにしたライブでもあった。
CA風の衣装、フライトアナウンス、座席モニターを操作しているような演出などが随所に見られた。
 
作り込まれた世界観と日向坂はよく合う。
ただ、押し付けすぎるのは危険であり、そのバランスは難しいだろう。シンプルに歌とダンスが見たい人もいるだろうが、個人的には、もっと寸劇チックなものがあっても彼女たちの魅力が発揮されると思う。
 
今回のひな誕祭を見て、改めて、日向坂のメンバーは空色が似合うと感じた。それは、大空のような彼女たちの優しさ、明るさに包まれるような感覚になるからかもしれない。
 
日向坂に限らず、多人数のアイドルグループは、いつまでも同じメンバーでライブができるわけではない。
現に、卒業発表をしている影山優佳は、来年のひな誕祭にはいない。
そんな中、アンコールに出てくれた影山さんには感謝しかないし、ひな誕祭でパフォーマンスが見られたことが感慨深い。
 
卒業していくメンバーが最後のひな誕祭に出るだけでなく、初めてひな誕祭にでるメンバーたちもいる。
今回のひな誕祭が初参加となった四期生たち。
まだあどけなさの残る彼女たちのパフォーマンスは、健気であり、これからの成長には期待しかない。
 
また、小坂菜緒の本格的なライブ参加が可能になったことも嬉しい限りだ。
そのおかげで懐かしい楽曲の披露もあり、これからのライブの演出の幅やパフォーマンスの幅が広がると思うと、見る側の楽しみも広がっていく。
 
アイドルのコンサートは春のようだ。
いくつもの出会いと別れを繰り返す。成長していく彼女たちの姿を見守る自分もまた、成長していきたいと感じさせてくれる。
 
ライブが後半に差し掛かるにつれ、気持ちも高まっていくが、終わりが近づくと、どこか寂しさも感じてしまう。祭りというのはそういうものだ。寂しくなればなるほど、それだけ楽しかったということになる。
だからこそ、今の彼女たちの姿を目に焼き付けておこう。
 
横浜スタジアムの夜空にかかった虹も美しく、決して忘れることはないだろう。

自分にできることは決まってる。選択肢は一つだけ。
これからも彼女たちを応援していこう。
 
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