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キャリコン取得記14:ロールプレイJCDAの追い込み攻略法

こんにちは、晴瀬ワカル@設計エンジニアです。エクセルなどで、コツをまとめたり、比較表を作ったりすることが好きです。学生時代から傾向と対策を分析して、試験や就職なども要領で乗り切ってきました。

■とにかく「ロープレの神」が降りてこない

応用実習講座と自主練習では、不完全燃焼で、何をどうやったらうまくロールプレイができるのかコツをつかむことができませんでした。
先生が言われていた「ロープレの神」は、まったく降りてきません。
まず、悩ましいのはロールプレイの模範例がないことです。
流れの説明や、システマチックアプローチの理論はあっても、実際どうやったらいいか分からず雲を掴むような感覚でした。
現役のキャリアコンサルタントの方が公開しているブログや動画などの情報があり、まとめてみたものの、どうも具体的な展開が見えてきません。
とにかく苦しみました。

■ロープレ対策追加講座を受ける

給付金は対象外になるのですが、ロープレ対策追加講座(全6回)を申し込むことにしました。
講座は、受講者同士がロールプレイをしたものを、先生が解説するスタイルで行われました。
先生が指摘したのは、コンサルタントの質問とクライアントの返答の繰り返しになっているということでした。
クライアント(相談者)の状況をしっかりと受け止めていませんでした。

■論述試験の勉強で、ついに「ロープレの神」が降臨し始める

実技試験のロールプレイは、論述の内容が実際にできるのかを見る試験と言えるでしょう。
そうなると論述問題は、各試験団体がどのようにロールプレイをやってもらいたいか意図も見えてきます。
試験の逐語録の質問の内容は、ロールプレイの際に求められている内容、ある意味正解例であることから、大きな参考になります。
私は、論述過去問からコンサルタントの質問を抜き出して、一覧表にまとめました。
これにより、どのような受け答えをしたらいいのか、少し見えてきました。
まず、基本として、クライアントの言葉をしっかりと応答しています。
それだけで、話が進むこともありますし、応答をした後、背景を聞く質問をしていました。

■ケースをまとめる

ただ、築語録を書くのでは、ポイントがおさえられません。
各ロープレのケースで、何がポイントなのか、それぞれまとめていく必要があります。
得意のエクセルでケースをまとめていくことにしました。

ロープレ2一部

ポイント9項目まとめていくと、口頭試問まで対策できるようにしました。
まとめた表のPDFは、その解説とともに一番下にダウンロードできるようにしました。

ロープレ2

これまでたくさん作った築語録を表にまとめて、ケース別で表をつくれます。
私は16ケース作りました。
この表があれば、一人ロープレ練習もできてしまいます。
自主練ロープレでは、お互いをほめあって終わってしまいがちで、最後の追い込み1か月は、時間がもったいないので、私は一人ロープレ練習だけしました。

■ロープレでよくあること

コンサルタントの質問から始まって、クライアントの返答で終わる、の繰り返しになりがちです。
クライアント(相談者)の状況をしっかりと受け止めているのを忘れてしまいます。

■ロープレ中の頭の中のイメージが大切

一番下のPDFにあるイメージイラストを見ながら、下記の解説を読んでください。
ロープレ中に、目の前のクライアントに対して、

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