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キャリコン取得記12:学科の追い込み攻略法

こんにちは、晴瀬ワカル@設計エンジニアです。エクセルなどで、コツをまとめたり、比較表を作ったりすることが好きです。学生時代から傾向と対策を分析して、試験や就職なども要領で乗り切ってきました。

■学科試験の問題の傾向を掴む

キャリアコンサルタントの学科試験は、4択の問題が50問となっています。
つまり、1~2行くらいで書かれた選択肢が、「正しい」か「正しくない」かを消去法で判断することになります。
この選択肢を判断できることに焦点を当てた勉強法をしていくことが効率の良い勉強法だといえます。
そうなると、出来る限りたくさんの選択肢を読み込み、どのような文章になっているか、何が自分の苦手分野なのかを把握して補強していくことが大事だと思われます。
また、「〇〇する必要はない」「〇〇だけすればよい」など極端な言い回しは、「正しくない」ものが多いとか分かってきます。
また、これまで勉強してきた内容の傾向から違和感が感じられれば、新たな出典からの問題だとしても答えられたりします。

■過去問700題のWeb

私の通ったスクールでは、過去問700題のWebを用意してくれていました。
他のスクールでも同様のものがあるようです。
問題は、分野ごとに細かく分類されています。
まずは、急いで1周通してやってみましたが1週間かかりました。
ここで、何をどのくらい間違えたのか、記録を作ることが重要です。

■過去問は1周目で終わらせない

ここで止めてはいけません。
そして、2周目をやりました。
同じところを間違えることが多かったです。
2周目の終わりくらいから、自分が不正解だった選択肢だけGoogleスプレッドシートにコピペしていきました。
コピペの際に、正しい文章に書き換えます。
3周目に間違った問題が全てコピペ出来たところで、過去問700題を終了し、「間違い選択肢集」をスキマ時間に繰り返し見るようにしました。

■直近の過去問

直近の5年分の過去問もやりました。
やり方としては、専用の解答用紙を作りました。
項目として、下記の項目を入れました。
・問題で「あっているもの」「まちがっているもの」のどちらが求められているのか
・4つの選択肢で、自信をもって合っていると思われるものは○、間違っているものはX、分からないものは空欄としました。
・最終的に消去法で選んだ解答を一番下に書きました。(中には選択肢の組み合わせや、数を問う問題もあり)
解答と解説を見て、選択肢の判断を間違えたもの、分からなかったのものを確認しました。
古い試験は統計資料などの参照が古くなるので、気をつけないといけません。
これも、直近2年分は「間違い選択肢集」に加えました。

■言い回しが習ったテキストと違う

やっている途中で気がついたことがあります。
なんと、これまで学習してきたテキストとキーワードが違うことがあるのです。
理論家の原文をどう日本語訳にするか、試験が出典元にしている本によって同じ内容が違う言葉で説明されているのです。
そこで、違うスクールの日本マンパワーが発行している「速修ポイント&模擬問題集」をやることにしました。
習っていなかった理論家も出ていますし、表現が微妙に異なります。
これをやることで、エリクソンの「生殖性」と「世代性」は同じ意味になることを理解できました。

■最後に最新の問題集で補強

最後の仕上げに「国家資格キャリアコンサルタント試験合格 1日1問キャリコンドリル」をやりました。
当時出たばっかりの本で、最新の資料から問題が出題されているからです。
1回やって「間違い選択肢集」に間違った選択肢と解説を入れて、すぐ売りました。

■最後の仕上げの模擬試験

スクールでは、模擬試験が行われました。
直近の法改正だとかポイントは、試験予想問題などに入れてくれたりしますので、なんとなくこんな傾向だったとか最低限ここは押さえておいたほうがいいと思います。

■対策資料集

スクールでもらった分厚い対策資料集は、時間がなく、さっと目を通すだけになりました。
書いてある内容の大枠だけで掴み、違和感のある選択肢を切り捨てるレベルでいいと割り切りました。
まあ、50問中15問間違えていいと思うと、頭に入ってこないところは割り切っていいと感じました。


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