キャリコン取得記11:論述と実技の試験団体の選択に迷う
こんにちは、晴瀬ワカル@設計エンジニアです。エクセルなどで、コツをまとめたり、比較表を作ったりすることが好きです。学生時代から傾向と対策を分析して、試験や就職なども要領で乗り切ってきました。
■最初にせまる選択、実技試験はJCDAとキャリ協のどちらにするか
まず悩ましいのは、なぜか同じ国家資格なのに試験の実施団体が2つあり、どちらかを選んで、受験の申し込みをしなければなりません。
学科試験は共通ですが、実技試験(論述とロールプレイ)は求められる内容が異なります。
それぞれ基本的な内容は一緒ですが、特徴的なところがあります。
■JCDAは、経験を語らせ気付いてもらう
スクールで教えてもらったのは、JCDAが重視しているのは、クライアント(相談者)に経験を語らせることにより、その背後にある感情や思いに気付いてもらうことです。
これを「経験代謝」と呼んでいます。
詳しくは講座ではやらなかったので、JCDAのサイトにある参考資料を読んで学習しておく必要があります。
JCDA経験代謝
https://www.j-cda.jp/prev/member/thesis/
■キャリ協は、厚生労働省の施策を利用を勧める
キャリ協とは、キャリアコンサルティング協議会の略称です。
ホームページには、「キャリアコンサルティング協議会は国家資格「キャリアコンサルタント」の試験機関および指定登録機関と、国家検定「1級・2級キャリアコンサルティング技能検定」の指定試験機関です。」と記載されています。
スクールで教えてもらったのは、厚生労働省の施策を利用を勧めるのが特徴ということです。
論述試験やロールプレイでも、厚生労働省の施策を絡めて回答するのが好ましいそうです。
■どちらにするかの選択プロセス
これは、自分との相性があると思います。
まずは、論述で書きやすい方を選んだほうがいいと思われます。
ロープレは論述の内容とリンクしており、論述の内容が実際にロールプレイでできるのかを見られるからです。
私の場合は、迷いやすいので下記のプロセスで選択しました。
両方のスクールの練習問題と過去2年分の論述過去問をやって、問題の傾向を掴みました。
そして、自分にとってのメリット、デメリットを書き出しました。
ここで、デメリットの克服を考えてみます。
デメリットの克服というのは、私のオリジナルメソッドです。
デメリットを克服できれば、デメリットを気にすることなくメリットを得られる、つまり最大の効果を発揮することができるのです。
JCDAは書く量が多く時間が足りませんが、スクールの模範解答を見ていくと、なんとなく解答のパターンが見えてきました。
また並行して、厚生労働省の施策も調査しました。
厚生労働省の施策で主なものが「ジョブ・カード」と「キャリア・インサイト」があります。
ジョブ・カードは、講座でも行い、内容は理解したのですが、キャリア・インサイトは、一部のハローワークや「東京しごとセンター」という施設でしかできないと分かりました。
そこで、東京しごとセンターにキャリア・インサイトを体験しに行きました。
実際にやってみると試験で解答に絡めるのが自分には難しそうと感じました。
最終的には、下記の表のように比較項目を整理し、JCDAに決めました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?