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ご飯を奢ってもらう時に意識するべき3つのポイント

わかり手です。ちゃす。

人の金で焼肉、食べたくないですか?

最近僕は人の金で飯を食ってます。お金がないからですね、情けない限りだ。

でも、お金がなくても、人から奢られるのってそんなに簡単なことじゃないと思うんです。

だから今回は、奢られ生活を通して気付いた、気持ちよく奢ってもらう方法について書いていこうかなと思います。

ちなみに僕は奢られ生活はじめるまで一つもできていなかったことなので、全部できていなくても気にせずに次から改善していきましょう。

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1.奢ってほしいなら奢ってって言え

それとなーく金欠アピールとかして奢ってもらう流れにしよう……とか考えてるあなた、センスないです。考えを改めましょう。

奢ってほしいなら奢ってほしいと言いましょう。
恋人にだって「好きだ」とちゃんと言わないと「私のこと嫌いなの!?」ってなったりするのに、恋人でもない相手に奢ってほしいことを察してもらおうなんて烏滸がましいにも程があるし、そもそも察してもらえなければ自分がもやもやするだけです。

断られたらどうしようと思ってるそこのあなた

「奢って」
「いやだ」
「そっか」

(殆ど断られないけど)断られるときはこんな感じです。このやり取りで話は終わるんだから気にすることないですよ。
奢ってに対していやだで即答する相手は粘っても無駄です。だって奢る意志がないことをちゃんと表明しているんだから。ことわれてえらい!
会う人全員に奢ってほしいと思うならプロ奢ラレヤーになって、どうぞ。

2.過剰に感謝するの禁止

奢ってもらったら嬉しいですよね、当然感謝の気持ちを伝えますよね。

でもここで大切なのは、ひたすら感謝の気持ちを述べることではありません。

感謝の気持ちというのは、突き詰めれば「ありがとう」の5文字に集約されます。つまりどれだけ言葉を並べたところであなたの感謝が「ありがとう」以上の価値を持つことはありません。

注文をしてから料理が届くまでの10分間、感謝を述べ続ける人と、楽しいお話をする人、どっちが奢ってよかったと思って貰えるかなんて、答えるまでもなく後者です。

だってありがとうの意味しかない言葉を10分かけていい続けるってシンプルに話の中身がないですからね。それくらいならお礼は5秒以内でシンプルに、残りの9分55秒で実のある話をしましょう。

2.5.うちに住んでる派手髪が感謝上手

我が家には派手髪と呼ばれる名前の通り派手髪のお兄さんが住んでいます。

彼に仕事をふる時に、金欠だからと報酬の前払いを頼まれることがあります。

承諾して報酬を渡すと、笑顔で


「どっちの足を舐めればいいですか!?」

ときいてきます。もはや定番ネタです。
天丼は笑いの基本。

彼は、感謝の気持ちさえも笑いに変えるエンターテイナーです。

彼もきっと奢られ上手なんだろうなぁといつも思っています。

あ、派手髪はもちろんちゃんと「ありがとう」も言ってくれます。笑いに走るだけの礼儀のない人もそれはそれでNGですね。

3.お金以外の価値提供をしろ!

奢ってもらうということは、奢る人が、「お金」をかけて食事という価値をあなたに与えているということです。

なんとなく、食事を与えてもらった気になったりしますがあくまで奢る人から見たらお金を払っただけなのです。

なので我々奢られる側の人間は、「お金」以外の部分でお返しをすることをオススメします。

例えば……

あなたが株で儲けていて、奢る人が株に興味があるなら初歩を教えるとか

あなたが食品メーカーの人間だとしたら、新商品の食品サンプルを送るとか

あなたが読書家なら奢る人の好きそうな本やこれから絶対に流行る本のプレゼンをするとか

そういった、
「あなたと食事をしてはじめて得られる価値」
が奢られる人間にとっての武器です。

あなたが800円の定食を奢られたとします。
ただ無言でスマホを見て、食事を黙々と食べて感謝も告げずに立ち去ったとしましょう。

奢った人はどう考えるでしょう?

答えはシンプル

「800円損した」

です。

では今度は500円分の価値がある情報を提供してみましょう。
800-500=300
なので奢った人は300円の損をしています。

しかし不思議なことにこの場合、奢った人は損をしたとは考えません。
「いい話きけたなー」
と考えます。

すると、あなたにとって500円だった情報が、奢った人のなかで800円の情報に化けます。
なぜなら奢った人がその情報に払った金額が800円だからです。

もし彼の丁度求めていた情報だった場合、1000円、2000円の情報に化けて
「得をしたなー」と思わせることすらあります。

奢られた金額に見合う価値を提供しなきゃと考える必要はどこにもありません。

心理学において価値とは、「一定の物事の重要度を主観的に評価した値」とされています。
奢った人の主観で評価されるならあなたが2000円分と思っている情報も500円と思っている情報も、奢った人の前ではどちらも「800円出して得た情報」でしかないのです。
800円出した結果どうだったか、なんてものは本人にしかわかりません。500円と思っている情報の方が価値が高いことだってあります。

だから、奢られた額に届く必要はないからなにかしら価値提供をしましょう。300円分とかの価値でもよいのです。奢った人にとってはそれが最低でも800円の価値になって、奢ったのに損をした気分になることを回避できます。

4.さいごに

ここまで読んでみていかがでしたでしょうか?

「なんだ、簡単じゃないか!」
と思う人もいれば
「奢られるのも楽じゃないんだな……」
と思う人もいるでしょう。

なにはともあれ言えることはひとつ

人の金で焼き肉を食べたい!

これこそが世界の真理です。

逆に人に焼き肉を奢れば相応の価値をもらえる可能性もありますよ!
わかり手は、焼き肉を奢ってくれる人を絶賛募集しています。

社会生活を営む上で奢る奢られるというのはよくある行為です。
このnoteを読んで、そんな奢る奢られるを少しでも有益なかたちでできる人が増えるといいなと思っています。

ではでは

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