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動物を使わない革製品!? 🍎🌵🍍レザー

私たちの身の回りには、革を使ったものが至る所にあります。革はとても便利で丈夫で、高級感もありますよね。例えば財布やカバン💼、革ジャン🧥など様々な用途で使われています。もちろんお分かりのように原料は動物から採集されています。食分野で注目されているヴィーガンですが、この流れはファッションにも波及しているんです。それがヴィーガンレザー!!!

動物から原料を採集せず、化学繊維や植物由来の原料を用いて製品を作ることで、ヴィーガンレザーと呼ばれています。動物の皮革を使わない人工皮革や合成皮革はこれまでもリアルレザーよりも安くこれまでも販売されていました。が、、、そこへ新たに植物を原料に使った革製品が登場しました。その原料が🍎 🌵 🍍りんご・さぼてん・パイナップルたちなのです。

時代の転換ファーフリー

2017年にグッチGUCCIやアルマーニグループが国際連盟「Fur Free Alliance 毛皮を扱わない」に加入し、環境・動物愛護の観点からファーをはじめ革製品など動物性の素材を使用しない方針を宣言した。

「ファッションは時代を映し出す鏡」と言われ、時代を常に先取りしていくことがファッションブランド特にハイブランドには求められている。そこでグッチの方針は業界内で大きな転換点になっている。時代の流れは、質だけでなく商品ができるまでの背景・ストーリーに共感して、消費につながる傾向が強い。

経産省主導の消費インテリジェンス研究会報告書(平成29年3月)によると、

消費者の価値観は「共感できる商品・サービスを求める傾向」にあり「商品そのものの価値を重視する人よりも、商品の背景やストーリーまで含めて商品の価値だと考える人の方が多くみられる」という。これが実際の消費と結びつき、消費行動の原動力となれば、作り手・売り手の生産背景にまつわるストーリーはこれまでに増して重要性が高まり、ファッションの世界にも同様の対応が求められることになるだろう。

と述べられている。もちろんリアルレザーには、食肉の副産物であることや耐久性の高さから、植物由来のレザーを買うよりも長く使えるという反発もある。ただ動物愛護や安定的な生産にはリアルレザーを脱却する流れは変わらないと見られます。既に国内でも植物由来のレザーを使用した商品が販売されています。🕰、⛸や👜など活用範囲は様々です。

CITIZENはベルトに廃棄予定の🍎の皮などをアップサイクルして使用!

サンタプラヤは🌵を使ったレザーでバッグを販売!

NADAYAは🍍を使用した財布を制作しています!

今後もエシカル消費、ヴィーガンについて紹介していきますので、ぜひフォローそしてスキして頂けると嬉しいです。またお会いしましょう。

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