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とあるNotion

今日はアニメ『とある科学の超電磁砲』と「ソードアート・オンライン』が佳境を迎えていているのでこの話題について語りたい。ここに『攻殻機動隊』を加えた3つのアニメから膨らませた妄想を書き綴る。これらのアニメは人類のこれから進む科学技術のいく末と、そこで直面する壁を示してくれていると思う。

人類は完全な人間を作りたい

大方針として・・・将来的に人類は「完全な人間を作り出す」ことに向かって行動すると想定している。そこに至る過程でパーツ交換による人体のサイボーグ化技術を得て、全ての安全性が担保された時、全身サイボーグ(攻殻機動隊でいうところの全身義体)化を行うことになる。人工心肺や臓器移植の発展系と考えればここまでは自然な流れ。この辺りで、義体化を認める派と認めない派に分かれ旧人類と新人類と区別される世界になる。ここで注目すべきは魂の在り処である。

魂はどこにある?

『とある科学の超電磁砲』で描かれた繰歯涼子が研究で行ったドッペルゲンガーは、攻殻機動隊における全身義体化に近い。この時本人(顔の大部分を残している方)は人間としての魂を保持している。もう一方は本人に人間としての自覚があるものの、周囲の観察からサイボーグの魂を保持していると認識されている。これは攻殻機動隊のタチコマに近い状況と推察される。とあるで人工的に生み出された魂は不完全であるということは、分割は難しいと考えられる。一方で完全クローンとして生み出された妹達は完全な魂を保持している。ここから考えられるのは肉体と魂は一体であり、現実での分割移動は困難であると推察できる。

魂を一から作る

とあるの世界を踏まえて、SAOでは魂のみを純粋培養する方法が模索されている。作中で語られるボトムアップ式AIだ。この世界「アンダーワールド内」の人間としての自覚を持っていることはミクロ的な視点では魂を内在化させたパーソナリティを持つAIとして成立している。これを現実世界に取り出すことで魂だけを取り出し(移動)に成功しているように見える。しかし、魂が空の身体が現実世界に存在しない。先述したように妹達のようなクローンで人工的に人間を生み出したとしてもそこにはすでに、魂が宿っている。つまりアンダーワールドから取り出した魂は、タチコマのような機械に収容されることになる。収容された魂は機械の体を手に入れる。この機械は感情や意志を持っている。ただし機械と呼んでいるのは認識した時にそう見えているだけで、実際人間を構成しているパーツ、顔、体、そしてアンダーワールドの魂が封入された機械を見た時、人は機械と区別がつくのだろうか。

能力者Notion作りました▼
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