マガジンのカバー画像

狂人note

月額購読マガジンです。コラムや評論が週1-2本更新されます。
週に1-2回程度更新。主な執筆ジャンルはジェンダー、メンタルヘルス、異常者の生態、婚活、恋愛、オタ… もっと詳しく
¥1,000 / 月
運営しているクリエイター

#狂人日記

我々のペニスは道徳的に勃起する

悲しい現実だが、人間には「差別する本能」が存在する。 たとえ同じ罪を犯したとしても、ある…

小山(狂)
10日前
326

「セックスできる男友達」を求める恋愛不可能時代の令和男子たち

男にとって理想の女性とは一体どんな女性だろうか。絶世の美女?家庭的な良妻賢母?運命的なフ…

小山(狂)
2週間前
453

令和のブスには人権がない

女社会はルッキズムによって支配されている、というのは今やひとつの常識だろう。 男社会がメ…

小山(狂)
3週間前
427

書評『トランスジェンダーになりたい少女たち』

本稿はKADOKAWAの出版停止や脅迫による書店取り扱い中止などで話題となっている書籍、『トラン…

小山(狂)
4週間前
376

カスとしか言いようのない米国の教育制度と、アファーマティブ・アクションがあの国で…

いわゆる大学入試の「女子枠」の話題が盛んである。 2022年に実質男子校と名高い東京工業大学…

小山(狂)
1か月前
529

育休・産休制度のせいで女性の社会進出は遠ざかる

あまりに勘違いしている人間が多いので、議論を整理するためにそろそろまとめておこう。 産休…

小山(狂)
1か月前
378

「古文漢文が存在しない民族」の哀しみ

『ブラックパンサー』という作品をご存じだろうか。 米国発祥の、いわゆるマーベル作品群のひとつである。2018年に映画化され、『アベンジャーズ』を超える史上最大のヒットを記録し話題になった。 しかし『ブラックパンサー』を語る上でより重要なのは売上よりもその作品性と社会現象だ。ヴィジュアルを見れば一目瞭然のように、本作は主要登場人物のほとんどが黒人なのである。それまで白人中心で進められてきたハリウッド映画としてこれは画期的なことであり、「黒人主体の映画でも大ヒットを記録できる

ホストクラブの歴史 「1億円稼ぐホスト」はなぜここまで一般的になったのか

かつては有閑マダムが集い、ダンスを楽しみながら飲食する貴族的な社交サロンだったホストクラ…

小山(狂)
2か月前
333

ホストクラブの歴史 ─なぜホスクラの店舗数は30年間で50倍になったのか─

いま、ホスト産業に激震が走っている。 その原因はもちろん悪質ホストクラブをめぐる急激な世…

小山(狂)
2か月前
447

成人女性の運動能力は9歳男児とほぼ同等

これは全世界的な傾向なのだが、フェミニズムの浸透が著しい先進国各地で「ある犯罪」が増加し…

小山(狂)
2か月前
310

なぜ韓国は性被害の「虚偽告訴」を厳しく取り締まるのか

サッカー日本代表、伊東純也選手の「虚偽告訴」報道が話題だ。 子細は読者諸兄もご存じだろう…

小山(狂)
2か月前
514

ようやく退院

というわけで、ようやく退院の日取りが決まりました。

小山(狂)
4か月前
287

『ゴジラ-1.0』を観ると、日本人の「戦後」が終わったことがよくわかる

※ネタバレ全開です というわけで見てきました「ゴジラ−1.0」。 いや先週は講演会とかやっ…

小山(狂)
5か月前
450

ブスと美人の市場価値は実際どのくらい違うのか

「ブスには人権がない」 そんな極端な信念を抱く女性が、最近ますます増えているようだ。 たとえば美容整形である。整形市場の規模は拡大の一途を辿っており、2009年には2500億円ほどだった市場規模がわずか10年後の2019年には4080億円にまで膨れ上がっている。近頃は小中学生すらプチ整形に手を出すなど顧客の低年齢化も進んでおり、「美人には無限の価値があり、ブスにはなんの価値もない」というルッキズム的価値観はますます広がり続けているようだ。 こうしたルッキズムを最も強く内