別れさせ屋の依頼料金のからくり②

前回の別れさせ屋の依頼料金のからくりで自分が別れさせ屋を営むというシュミレーションを行い、見知らぬ人と恋人になる状況を人工的に作り出すのにかかるコストをざっと計算してみました。
結果、付き合いましょうかという言葉を引き出す部分までで100万を超える金額になりました。

ここから更に別れさせ屋は露見というバラシを行うパートがあります。
露見方法は今回、デートしていた男性がその本命の彼女といるときに工作員が声をかけて鉢合わせするというやり方にします。
また、前回の要素に加えて別れさせ屋を営む場合、忘れてはいけないのはこの本命の彼女の情報収集です。
このパターンでは男性に接触させてうまくいったので、露見前にこの本命の彼女と男性がいつデートしている可能性が高いか調査も行います。
男性は土日休み、土曜日は工作員とデートしていたため、日曜日に予想を絞って調査をするとします。



この場合、また調査員2名を男性の自宅で朝8時ごろから張り込みさせ、出かけたら尾行し、女性と会うかどうか確かめます。
この日は12時に家を出て、電車で繁華街に向かい、13時から女性と会ったため、この女性が本命彼女と思われます。
デート終了まで尾行し、女性の自宅まで割り出す頃には23時になっていました。
この日の人件費は6000円×2(人)×15(時間)=180,000円。

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