別れさせ屋の工作員が考える「ぜひ付き合うべき人のたった一つの要素」

恋愛関係になる人を選ぶとき、この人は誠実かどうか?優しいかどうか?など性格や内面的な部分をジャッジすることってありますよね。
ただ、これって大まかな基準はあるものの基本的に個人の感じ方によるものであり、あなたから見て誠実な人が私から見たら誠実かわからない、という人の多面性による部分もあり、なかなか曖昧かつ難しい要素だと思うんです。
人によってブレない「付き合うべき人の要素」って何なんだろうと考えてみた答えが最近出ました。

それは「想像力の高い人」です。

え…?妄想とか空想がすごい人って事…?
そうではありません。

私の中で定義する想像力というのは「未知な事柄に対して自分の知識や経験を基にして考え、仮定をしてできる限りのリスクを排除する選択肢を選べる能力」としています。

分かりやすく例えを話しましょう。

あなたのところに元同じ会社同僚のから「自分と一緒に働かないか?」という誘いの電話が来ました。
あなたは今現在も同じ会社で働いていることを話すと「現在の年収の倍は絶対に保証する」と言われました。
あなたは考えてみると言って電話を切りました。

ここで重要になってくるのが想像力です。
元同僚からの転職の誘いというのは「未知な事柄」になります。

ここに対して「自分の知識や経験を基にして考え、仮定を立てる」という行動は
今の自分の年収の倍になるのは魅力的だが、どんな仕組みなんだろう?→元同僚の会社を知らべてみたら、コミッションの割合が高い企業のようだ。→年収が倍になる仕組みはコミッションの割合の高さにあり、売り上げが高ければ、という条件付きだろう。→コミッションが高い仕事ということは、かなりの営業力が必要になってくるだろう。→そもそもこの会社の商材は世の中のニーズ的に高いコミッションを得られるほど販売できるものなのだろうか?→新しいものでもなく、競合も多い商材のようだ。→高いコミッションを得るほどの販売を行う場合、その集客はどうやって行うのだろう?→調べてみると、企業は広告活動など一切行っておらず、一般の認知度も低そうだ。

こんな感じで頭の中でなぜ?なぜ?を繰り返し、仮説を立てます。
仮説①倍の年収はただ転職しただけで保障されるわけではなく、あくまで自分が出した売り上げに対してのものである。
仮説②この商材を売るためにはテレアポや飛び込み、最悪家族友人知人の協力も得る必要がある。

そして、「できる限りのリスクを排除する選択肢を選ぶ」というのはこの2つの仮説をもとにして
友人の誘いは断る。
という選択肢を選ぶということです。

※これはあくまでたとえ話であり、この友人の誘いを断るのが人生において「最適解」かどうかは問題ではありません。あくまで考え方の例なので友人の誘いに乗る、という選択肢パターンもあり得ます。

こんな感じで頭の中で思考を巡らし、できるだけリスクが高くない方法はどういうものかを考えられるのが「想像力の高い人」です。

あなたが最近仕事が忙しくて同棲している部屋を散らかしたとします。
「こんなに散らかして困るんだよね。片づけて」と言われたらあなたは傷つくし、けんかになりますよね?
想像力の高い人であれば、直接的な文句は相手の気分を害してけんかになるな、とけんかというリスクを取らないようにこういうと思います。
「時間があるときに一緒に少し部屋の片づけをしようか?」
この例からわかる通り、想像力というのは相手への思いやりでもあり、誠実さと結びつきやすい要素でもあるのです。

では、逆に想像力が低い人というのはどんな人かというと下記のような要素がある人です。
・感情的振る舞いが多い(その行動をすることのリスクが考えられない)
・危ないことを平気でする(別れさせ屋の工作員とかね。私か。)
・嘘や裏切り、浮気や不倫をしてしまう(その行動をすることのリスクが考えられない)
・快楽や欲望に弱い(そのためなら平気で危ないことをしてしまう)

これぜーんぶ想像力の欠如からきていることだと思います。
あれ、不誠実な人の条件とほぼ同じですね?
そうです。
想像力というのは人が不誠実な行動をしないようにするための

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