大学院生メンタルとの付き合い方

大学院生をやってると、メンタルのことを心配されることが多い。特に女子学生は心の調子を崩す人が多いらしく、研究よりなにより、まず心の調子を気にされる。(それはそれでどうなんだ)

実際、精神状態に問題を抱えている大学院生は多い印象だ。学内のカウンセリングルームに行っているという話もしばしばきく。

メンタルがやられてしまっては研究にならない。

ここでは、大学院生の女である私が心の調子を落とさないために心掛けていることを紹介する。あなたに役立つこともあるかもしれないし、ないかもしれない。

できるだけマッチョなかんじでなく書きたいのですが、ほんとにメンタルの調子が崩れ気味の方は、この記事読むと、「そんなことできるか、できてたら苦労しないわ」と思って、かえってよくないかもしれないので、自分の調子を顧みつつ読むかどうかを判断してください。


1. 周りを気にしないように「がんばる」

まわりの学生が賞をもらった、後輩が優秀、といったことは気になるが、気にしないようにがんばる。

自分の心の向きをどういった方向に持っていくかは、努力して操作するに値する。自分の心の流れるままに感情の乱れを許すのは得策ではない。感情なんて自然にあふれだすものなんだから、そんなことできるか、と思うかもしれませんが、日々意識すると気持ちの制御はだんだんうまくなってくる。

私が見つめるべきは他人ではなく、私と私の研究対象だと思い込む。


2. 気分の乱高下を作らない

めっちゃテンション上がってから、めっちゃ落ち込む、とかそういうのが心には本当によくないと感じる。

息抜きにしても、あまり日常や研究から離れすぎたことをやると、研究に戻ってくるのが大変になる。心を「よっこいしょ」と動かさないといけないから。

私は低空飛行を心掛けている。


3. 自分の中で「明確な息抜き」を決める

日常の中で、軽く、お金をかけずにできることで、これは自分にとって息抜きであるぞ、というものを決めておく。

自分の中で、「これは息抜きだ」と意識しながらそれをすると、かなり気持ちが晴れるしすっきりする。

私の場合は、銭湯に行く、タピオカを飲む、SABONとかコスメキッチンでテスター試す、などがこれに当たります。

お金かかったり、時間かかったりすることを息抜きにすると、忙しい研究生活の中で息抜きにそれだけのお金と時間を捻出することに、逆にストレスを感じることもあるので、軽くできてお金かからないことがいいです。


4. 身体を動かす

YouTubeのストレッチ動画を見ながら身体を伸ばすとか、さんぽするとか、スクワットするとか、とにかく身体を少しでも動かすとかなり気分が変わる。

逆に、スマホで動画見続けるとか、ツイッターやり続けるとか、背中丸めてかたまっていると、身体だけでなく気持ち的にもどんどん固まって、良くない方向に進んでしまう。そこは自分を律したほうがいい。


5. 心に間接的にアプローチする

私は、ストレスが溜まったり、心の調子が崩れると、肌が荒れる。

心の調子が崩れないように、心の調子に意識を置いてがんばろうとすると逆効果なこともある。

なので、肌の調子を気を付ける。肌に意識を置いて、とにかく肌をきれいに保つために努力すると、その過程に心の調子を整えておくという項目が出てくる。

心に直接的にアプローチするよりも、過程として心の調子を整えるということがあったほうが、むしろやりやすい気がする。


6. 生活をちゃんとやる

三食きちんと食べる、毎日決まった時間に寝起きする、夜更かししない、など、現状生活が乱れている人の場合、きちんと遂行するのは難しいかもしれない。

しかし、習慣化された行為は本当に楽だ。いちいち、「これをやるぞ」という気合をいれずに済む。心の容量をそのぶん食わないのだ。

規則正しい生活は確かに難しいかもしれない。だけど、習慣化された行為は楽ということを頭に入れておくと、生活はすこし変わるかもしれない。


以上、私が日常の中で心掛けていることを紹介した。

とはいっても、なにかと心乱れる大学院生生活、ですよね....。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?