助動詞を理解しよう!part③ should ,ought to , need
今回は、英語の助動詞「should」と「ought to」と「need」について、大学受験生や英語を勉強している人向けに、わかりやすく解説。
that節内の「should」についても解説。
本記事ではそれぞれの助動詞のニュアンスや使い方を詳しく解説しているので、英語の勉強をしている方は必見!
should / ought to
「should」「ought to」共に以下の3つの意味がある。
①「〜すべきである/したほうがいい」<義務・忠告>
The train for Fukuoka will be leaving in three minutes.
You should(=ought to) hurry.(3分後に福岡行きの電車が出発する。急いだほうがいい)
*shouldは主観的に見て「〜すべき」
ought toは客観的に見て「〜すべき」
⭐️過去の事柄に対する表現
should(ought to) have done 「〜すべきだったのに(実際はしなかった)」
I should have called you yesterday, but I was too busy to do so.
(昨日あなたに電話すべきだったのに忙しすぎてできなかった)
②否定型は「〜するべきではない」
should not(shouldn't) = ought not to ⚠️notの位置
You should not hurry.(急ぐべきではない)
= You ought not to hurry.
⭐️過去の事柄に対する表現
should not (ought not to) have done
「〜すべきではなかったのに(実際はした)」
You caught a cold. You shouldn't(ought not to) have gone out in the rain.
(風邪をひいちゃったね。雨の中を出かけるべきじゃなかったのに)
③「〜のはずだ / きっと〜に違いない」<推量>
If you come by subway, you should(ought to)arrive here at three.
(地下鉄で来るとしたら、3時にはここに到着するはずだ)
⭐️ここで推量度合い(〜かもしれない)を比較⭐️
10-20% could
30%. might
40-50% may, can
70%. should
80%. ought to
90%. would
98-100%. must
⇧を見てわかるようにshould と ought toは多くの場合書き換え⭕️
⭐️過去の事柄に対する推量表現
should(ought to) have done 「〜したはずだ/(今頃はもう)〜してしまったはずだ」
He should (ought to) have arrived here by now because he took the early bus.
(彼は早いバスに乗ったから今頃はここについているはずだ)
need「〜する必要がある」
助動詞として使われるneedは原則として「否定文」と「疑問文」のみで使用
⭐️否定文 S➕need not(needn't)➕動詞の原型
「Sは〜する必要はない」=don't have to do/don't need to do
In America, you need not take your shoes off inside the house.
(アメリカでは家の中で靴を脱ぐ必要はない)
=In America, you don't have to take your shoes off inside the house.
=In America, you don't need to take your shoes off inside the house.
⭐️過去の事柄に対する表現
need not (needn't) have done
「〜する必要はなかったのに(実際はした)」
It was sunny yesterday, so we needn't have brought umbrellas.
(昨日は晴れだった。私たちは傘を持ってくる必要はなかった。)
⭐️疑問文 Need➕S➕動詞の原型 〜?
「Sは〜する必要がありますか?」=Do S have to do?/Do S need to do?
Need I bring my textbook today?(今日は教科書を持っていく必要がありますか?)
*一般動詞「need」<〜を必要とする>と区別して覚えよう
一般動詞なので主語や時制で変化。
・他動詞(目的語が必要) She needs water.(彼女には水が必要だ)
・一つの主語に対して一般動詞は2つ並べられないので
❌ He needs bring his textbook today.(彼は今日教科書を持っていくを必要とする)
↓意味も変ですよね
bringの前にtoを置いてto不定詞の名詞的用法(〜すること)を用いて
⭕️He needs to bring his textbook today.(彼は今日教科書を持っていくことを必要とする。=持っていく必要がある)
that 節の中でのshould
①話し手の主観的な判断や感情を表す〇〇の時はshouldの省略不可
<It is 〇〇 that ・・should・・・>
It is surprising that she should say so.
(彼女がそんなことをいうなんて驚きだ)
It is surprising that she should have said so.
(彼女がそんなことをいったなんで驚きだ)
⇧は話し手の感情を強調している
⤵︎感情を強調しないなら(話し手は当然のことと思っている)
shouldのない直接法で
It is surprising that she says so.
(彼女がそんなことをいうなんて驚くべきことだ)
It is surprising that she said so.
(彼女がそんなことをいったことは驚くべきことだ)
<感情・判断を表す形容詞>
・natural(当然の) ・right(正しい) ・strange(不思議な)
・wrong(間違っている) ・regrettable(残念な)など
②重要・必要・要求・提案・義務・願望・命令を表す〇〇の時はshouldの省略可(should➕V原型もしくはV原型)
<It is 〇〇 that ・・should・・・>
〇〇が重要・必要などを表す
It is essential that the documents (should) be kept in the safe.
(その書類を金庫に保管することは不可欠だ)
<重要・必要などを表す形容詞>
・essential(不可欠の) ・necessary(必要な)
・important(重要な) ・urgent(緊急の)など
<SV that S (should) do・・・>
Vが要求・提案・義務・願望・命令を表す動詞
He proposed that I (should) go to the meeting.
(彼は私が会議に行くことを提案した)
👀詳しく解説!!
that節の動詞はまだ行われていない動作でそうなって欲しいと思ってある=仮定法現在形となるため
動詞の原型(助動詞shouldの後ろだから原型というわけではない)
じゃあなぜshouldが入るの?となるけど話し手が少なからず「〜すべきだ」という気持ちがあるから。
I suggested to him (that) he (should) see a doctor at once.
(私は彼に今すぐ医者にかかるように提案した)
⤵︎提案ではなく、「示唆する」のsuggestなら
that節内は主語に応じた動詞(直接法)になる
Her attitude suggested that she was worried. ⚠️過去形
(彼女の態度は彼女が心配していることを示唆した)
<要求・提案・義務・願望・命令を表す動詞>
・order(〜することを命令する) ・recommend(〜することを勧める)
・ask(〜することを頼む) ・advise(〜することを助言する)
・insist(〜することを要求する)
⚠️(事実であることを)主張するinsistの意味ではthat節内では直接法
まとめ
以上、今回の講義はこれでおしまいです。
しっかり理解して、自分のものにしていきましょうね
また、他の記事やnoteの更新もお楽しみに!
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