見出し画像

塀の中の青年と現代社会

こんにちは!
わかな学生研究員です。

少しずつnoteの使い方が分かって
きました…!リンクの貼り方とか
画像の載せ方とか!
機械オンチなので少しずつ慣れて
いきます…。笑
遅出しですが、これまでの記事にも
写真やリンクを追加しました。笑

さて。
先日興味深いニュースを見つけたので、
今回はそれをテーマに記事を書いて
いきたいと思います。


まずはこちらの記事をご覧ください。

この記事を読んで皆さんは何を感じる
でしょうか?

おそらくこの記事を読んでくださっている
方のほとんどは、服役経験はないと思い
ます。私自身もありません。
このインタビューを受けた方や他の受刑者
の方のバックグラウンドなんてもちろん
知らないですし、何故その罪を犯し服役
しているのかと聞くことはできません。

ただ1つだけ。

同世代でさえも社会よりも塀の中を
選ぶ人がいること。

これが1番の衝撃でした。


先日投稿されたYouTube動画にて
扱った題材『塀の中のおばあさん』。

動画内では、
小集団と高齢女性受刑者について
取り上げています。
(記事をご覧になっていない方は
こちらをご覧ください。)


実は撮影後、本書を改めて読み
直す作業をしていました。

本書では、
不当逮捕の経験がある元厚生労働
事務次官の村木厚子さんという
女性の証言が記載されています。

「刑務所の怖いところは、管理され
続けると、自分の頭で考えるのを
やめてしまうこと」

〔猪熊律子『塀のなかのおばあさん』
(角川新書)参照〕

また受刑者へのインタビュー時にも
同じような回答があったそうです。

まさに「思考停止」状態が起きて
いるのです。


今日AI化・機械化が進み、私たち
人間は文明の機器に頼りがちな
生活をしています。

一番わかりやすい例を上げると
するなら、調べ物でしょうか。
分からないことはスマホで調べる。
調べたい情報のみをピックアップ
して知識を得る。
忙しない現代人にとっては
効率的な情報収集の術でしょう。

以前なら紙の辞書を使用して、その
ピックアップした事柄とはまた別の
情報を得ることができました。
この一手間は見方によっては「時間の
無駄」と思うかもしれません。
ですが、この一手間ができるのは
人間のみでしょう。

つまり
私たち人間がこの地球に存在する
生命体の中で圧倒的に優れている
能力はまさに「思考力」なのです。

大袈裟な話かもしれませんが、
人間が考えることをやめてしまえば
今ある世界の均衡が大きく崩れる、
そう断言できるでしょう。

高齢者(高齢女性)に限らず、未来
ある若者でさえも「塀の中」の
ほうがマシだと思ってしまう現状。

本記事で「再犯しない、とは言い
切れない」といった受刑者Aさんの
発言が印象的でしたが、彼らが再び
悪事に手を染め、塀の中に入ることが
ないようにするための策。

『思考力』これこそが
鍵となるのではないか、
そう感じます。

今回のニュースとの出会いは
自身の中で現代社会の輪郭が
可視化できた大きなきっかけと
なりました。

なかなか文章を書くのって根気の
いる作業ですし、時間もかかるので
ゆっくりペースですがまた書いていき
ますので…よろしければまた覗いて
みてください!

それでは、また!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?